ロシア、中国などを相手にした場合、世界のほとんどの国は退避となる
戦争が始まれば、自軍の力と敵軍の力を冷静に分析し、一般国民を守りきれないと判断すれば一般国民を退避させることに全力をあげる戦争指導がいかに大切か。マリウポリから脱出した記者のルポを読んで抽象論で戦争を考える平和ボケの思考を改めた方がいい。逃げたか、逃げれなかったかの差は大き過ぎる https://t.co/xrKOdNpppv
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 6, 2022
「戦争が始まれば、自軍の力と敵軍の力を冷静に分析し、」
「戦争が始まれば」でいいのだろうか?
直前までロシアはウクライナに侵攻しないと言っていて、宣戦布告も無しに侵攻を開始した。
それに、数百万人の退避となれば、数時間や1日、2日では無理だろう、1週間前後はみないと。
果たして、今回のウクライナ侵攻の際にできただろうか?
「一般国民を守りきれないと判断すれば一般国民を退避させることに全力をあげる」
日本の領土を狙いそうなロシアと中国を想定すると、自衛隊だけでは兵員数、装備の数で判断すると守り切れない、そもそも、ロシアと中国は核兵器がある。
あとは、日米安全保障条約がどこまで機能するかによるが、最悪を考えれば橋下徹氏の主張だと退避が必要なのだろう。
となると、北海道だけで500万人、九州7県だけで1,200万人、沖縄だけで140万人。
さて、どのような手段でどこへ退避させればよいものか・・・
それも、ウクライナ侵攻のように宣戦布告も無しに不意に戦争が始まった場合に・・・
橋下徹氏には我々凡人には思いつかない秘策があるのだろう。
今のうちに全国民に教えてもらいたい。
「戦争指導がいかに大切か。」
そもそも、「戦争指導」とは?
何となくそうなのだろうなという程度で理解している風に話を聞いてきたが、調べても明確な意味がわからない。
ネットで調べても、「最高戦争指導会議」という太平洋戦争末期の会議が出てくるだけ。
いつの時代の概念なんだか・・・
話を戻すと、
「自軍の力と敵軍の力を冷静に分析し、一般国民を守りきれないと判断すれば一般国民を退避」となると、
相手国がロシアや中国、別にアメリカやインドでもいいが、これらの国が敵となった場合は、世界約200か国のうち、190か国は単独では守り切れないとなる。
単独ではなく、軍事協定や同盟を結んでいても、敵となる国がロシアや中国なら、協定や同盟の中にアメリカのような軍事大国が入っていなければ無理だろう。
ロシアが侵攻してきたらほとんどの国は諦めて退避し、国を明け渡すしかないとなる。
ロシアにとっては楽に国を奪い取れるわけだ。
ロシアなどの軍事大国が得するだけか・・・
橋下徹氏はそうすべきと主張している。