テレビ出演させて大丈夫ですか? そこら辺のおっさんどころか、中高生と大差ない

 

なんか、どこかで聞いたような・・・と思ったら、私が中高生の頃に感情に任せて言い放ったことと同じでした。

 

YAHOO!ニュース 「橋下徹氏、巻き添えのウクライナ一般市民に沈痛な思い『政治指導者が、本人らで戦ったらええやんか』」

 

 

「政治家が怒って“あの国は許せない”“あいつは許せない”となって、軍人を使って一般市民を殺しに行くわけだけど、腹立つんやったら政治家同士が殺し合いしたらええやんかと。国民同士は戦いたいと思ってないと思う。『プーチン許せない』って経済制裁をやるんだったら、バイデンとかボリス・ジョンソンにしたってマクロンにしたって、みんなプーチンと一緒にリンク上がって、好きなように殺し合いやってよ

 

こんなの中高生が感情任せに言うレベルの主張。

 

そんな理想を言ったところで意味が無いとわかってからは、恥ずかしくて人前では言えない。

 

 

 

こちらも同レベル。

 

YAHOO!ニュース 「村本大輔がウクライナをめぐる橋下徹氏の発言に同意『政治家から順番に最前線に行けばいい』」

 

 

「政治家から順番に最前線に行けばいい。戦争を起こした本人達が真っ先に命を賭ければいい」

 

私が中高生の頃に、これこそ正論!、これぞいい案だ!などと思いながら言ったようなこと。

 

これを40代、50代の大人が人前で、しかも、メディアに出演して言うとは・・・

 

ま、このことから、「この人たちは、私が中高生の頃と同レベルの思考なんだ」と再確認できた。

 

 

 

やはり、橋下徹氏の認識は間違っている

 

記事中に、「そもそもこの戦争はNATOとロシアの安全保障のつばぜり合いから始まったこと」とあるが、誰がそうだと決めたのか?

 

上っ面ではそう見えるが、プーチン大統領の本心は誰もわかっていない

 

プーチン大統領がそう言ったとしても、人は常に本心を語るわけではないし、政治家であればなおのこと何事も馬鹿正直に語るわけがない。

 

つまり、「この戦争はNATOとロシアの安全保障のつばぜり合いから始まった」というのは、橋下徹氏の勝手な妄想からの決めつけでしかない、というのが今のところの客観的事実だろう。

 

橋下徹氏の主張、持論は、その前提からあやふやなものということになる。

 

 

 

そのうえ、頓珍漢なことも言っている。

「リングに上がって、自分が殺されるかどうかって状況になると、必ずお互いに妥結すると思う」とキッパリ。

 

だって、政治家は日々、どれだけ譲歩ばっかりしてるのか。選挙で当選したいがためにみんなに頭を下げて、嫌なことをやり、自分の信念を曲げて、それでも当選したいってやってきたのに、何で自分と関係ない一般国民とかが死ぬような状況になってる時に『譲歩なんかいらない、とことん行け!』と言うのか、さっぱり分からない」と皮肉をまじえて語った

 

自分で何を言っているのかもあやふやでは?

 

 

「政治家は日々、どれだけ譲歩ばっかりしているのか。」

⇒政治家は日々、譲歩ばかりしている。ふんふん、なるほど、そうなのね!

 

 

「選挙で当選したいがためにみんなに頭を下げて、嫌なことをやり」

⇒ほほー、当選したいがために、嫌々頭を下げているだけなのね!

 

 

「自分の信念を曲げて、それでも当選したいってやってきた」

⇒なるほど、当選のために上っ面では自分の信念とは違うことを言ったりやったりしているということね!

 

と言いつつ、

 

 

「何で自分と関係ない一般国民とかが死ぬような状況になってる時に『譲歩なんかいらない、とことん行け!』と言うのか、さっぱり分からない」

⇒いやいや、今さっき自分で言ったでしょ!!

 

真に国民の生命と財産を守りたいがために頭を下げていたわけではなく、嫌々頭を下げていただけで、そのうえ、実は国民の生命などどうでもいいという自分の信念を曲げて、「国民の生命と財産を守る」などと上っ面だけ繕って当選したような政治家だからでしょ!

 

橋下徹氏自身が直前でそう言ったじゃないですか!

 

 

 

政治家は当選のために頭を下げているだけで、当選のために自分の信念を曲げて、上っ面を嘘で繕っている。

 

だから、本当は命などどうでもいいという考えの政治家が、当選のために嫌々頭を下げ、「命などどうでもいい」という信念を曲げて、「命は大切です!」などと言ったりして当選を目指し当選する。

 

そんな人だったから、「一般市民の命などどうでもいい、とことん行け!」とウクライナ侵攻を指示したのでしょうよ!

 

なのに、「さっぱり分からない」だって・・・自分で答えを言っているようなものなのに。

 

 

 

本当は命などどうでもいいという考えの政治家が、当選のために嫌々頭を下げ、「命などどうでもいい」という信念を曲げて、「命は大切です!」などと言ったりして当選を目指し当選する。

 

だから、「ウクライナ国民の命やロシア兵の命などどうでもいい、譲歩なんかいらない、領土が欲しいのだ、とことん行け!」という政治家が人の上に立ってしまう。

 

と、プーチン大統領に当てはめれば丸く収まる。

 

 

 

なぜ、この橋下徹氏はロシアやプーチン大統領には、「悪い」しか言わないのか?

 

なぜ、いじめている方より、いじめられている方の落ち度ばかりを批判するのか?

 

まぁ、「そんな人」、「その程度の人」なのだろう。

 

 

 

そして、「そんな人」、「その程度の人」をテレビ出演させてもいるし、「そんな人」、「その程度の人」がまんまとテレビ出演できてしまっているのも、

 

橋下徹氏が、当選のために頭を下げていただけで、当選のために自分の信念を曲げて、上っ面を嘘で繕っていた元政治家だからできたことなのだろう。