中国をこっちに引き寄せるには お願いかお土産だとさ
今の中国は欧米の制裁に負けたというのを最も嫌がる。アヘン戦争の敗北の歴史からの脱却が原動力なんやから。中国をこっちに引き寄せるには、お願いかお土産が先やろ。制裁をちらつかせるのは最後の手段。こんな建前政治は、解決能力なし。ほんまアカン。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 15, 2022
中国という国を何もわかっていないのでは?
中国は中国の利益、中国にとっての最終目標のことしか考えていない。
頭を下げてお願いされようが、お土産をもらおうが、中国の利益にならなければ無視だし、中国にとっての最終目標達成の妨げになるなら反発する。
特に国家としての野心や何かしらの最終目標が無い国であれば、その程度で動くだろうが、中国は違う。
実に甘い発想だ。
日中国交正常化以降、40年間に渡りODAと様々な技術供与で経済発展を支援し、新幹線の技術まで奪われてもなお、尖閣諸島周辺に毎日のように中国海警局の艦船がうろつき、時には海上保安庁の巡視船に故意に衝突してきたり、日本に対して気に食わないことがあれば輸出制限を実施するなどしてきたことを橋下徹氏は知らないのだろうか?
頭を下げてお願いしたり、お土産を渡して、一時はこちら側に寄ったとしても、見せかけだけだったり、すぐに無かったことにするのが落ちだ。
そもそも、他国の領土を武力で侵攻することに対し、お願いやお土産を渡さないと反対しない、制裁に協力しないこと自体に問題があろう。
まともな国であれば、他国に侵攻されたくないし、他国を侵攻しようとも考えないし、他国が侵攻されれば非難するのが自然。
そうでない時点で、国際的な常識や国際条約が通用しないのは明白。
橋下徹氏のような人が国家元首だったら中国にとってはチョロいもんだろう。
世の中には、話し合いも、約束も、お願いも、お土産も、恩も通用しない存在があるのですよ。
これまでの歴史と現実を見てお勉強しなさい!
勉強しているつもりではダメ!
他者に対しては厳しく言うくせに、自身の思考は実に甘い。
話し合いやお願いで事が収まるなら、今こうなっていない。
頭の中が超お花畑だ。