個人が宇宙に魅力を感じ宇宙に行きたがり宇宙に行くのはどうでもいいが・・・

 

どこかの日本人が宇宙に行ったそうだが、だから何なのか?

 

宇宙から上っ面だけの地球を見れば、誰もが「地球は青かった」などと思い言うのだろうが、それは当然のこと、地球の7割が海なのから、どれだけ陸地がボロボロで汚れていようとも青く見えるものだ。

 

遠くから見れば何の問題も感じない、それが人間の欠点でもあろう。

 

自分が差別や虐待や弾圧を受けていなければ、チベットやウイグルでの民族弾圧など他人事なので、そんな国でオリンピックが開催されることにも何とも思わないのだろう。

 

地球から遠く離れ宇宙から地球を見て「地球は青かった」と思った人には、是非、今度は近くで地球の陸地を見て回って欲しいものです。

 

本当に地球は青いですか?美しいですか?綺麗ですか?

 

 

 

二酸化炭素排出削減だけで壊れた地球が自然と元通りになるとは思えない

 

元通りになるとしても、数年、数十年という時間ではなく、数百年、数千年という時間だろう。

 

その間にも苦しみ続けることだし、その間地球が存続するとは限らない。

 

呑気に「二酸化炭素排出削減をすればすべてがうまくいく」みたいなことをやっていてよいのだろうか?

 

積極的に壊れた地球を修復することが必要なのでは?

 

失われた森林を積極的に修復することで、二酸化炭素濃度も低減するだろうし、地上の保水力も強くなり、地球全体の水の循環が緩やかになると思うのだが・・・

 

森林が多ければ多いほど、陸地の保水力が増す、陸地の温度上昇を抑えられる、森林が少しずつ水分を蒸散させることで急激な上昇気流を抑え、大気は安定し、極端な風、雨、雪の発生を減らし、それらによって陸地が削られるような災害も減らせるのでは?

 

二酸化炭素の排出を減らすだけでは地球全体の水の循環は緩やかにはならないと思う。

 

失われた森林を修復すれば、二酸化炭素を今以上に吸収でき、地球全体の水の循環も緩やかにできると思う。

 

二酸化炭素排出削減をしつつ、同時に積極的な地球修復を行わなければ、現状維持すらも困難だと思う。

 

だから、宇宙開発より地球修復を!と言いたい。

 

 

 

宇宙開発は金になるけど、地球修復は金にならない

 

だから誰も言わない、誰もやろうとしない。

 

簡単に言えば、木を植えてもそれを木材として使ってしまっては修復にならないので、木を植えるだけになる。

 

なので地球修復は目先の利益にはならない。

 

遠い目で見れば地球環境が安定することで巡り巡って何らかの利益は発生するだろうが、人間は数十年、数百年、数千年先の利益など考えない。

 

 

 

二酸化炭素排出削減はどうか?

 

新たな発電技術、電気自動車、などなどで金になりそうなことが多い。

 

だからやろうとする者が出てくる。

 

人間なんてそんなもんです。

 

 

 

自分の住んでいる家は壁紙がカビて剥がれ、屋根からは雨漏りがする。

 

けど、それをそのままに高級車を買い旅行に出かける。

 

旅行中は高級車で移動し、綺麗な観光地を巡り、贅沢な旅館に泊まり、家のことなど忘れる。

 

さらには高級車をガソリン車から電気自動車に買い替えて、自分は環境保護をしているなどと自己満足する。

 

客観的に見ると今の人類はこんな感じ。

 

「おいおい高級車買う前に壁紙を張り替えて屋根の修理をしろよ!」と言いたくなる。