立憲民主党 安住淳氏の発言は党としての本気だった
先日、立憲民主党の安住淳氏が、「テレビ番組をチェックし、BPOへの申し立ても」などと主張した際に、「共産党の立場を全面的に支えていく」とも発言していた。
朝日新聞 「立憲・安住氏『TV番組をチェック』 総裁選めぐりBPO申立も検討」
新聞記事をチェックしランク付けしていた安住淳氏の個人的な趣味なのかと思いつつ、9月16日のブログ記事「立憲民主党の安住淳氏 テレビ番組をチェックしBPO申し立ても これを政府がやれば批判するくせに」を書いたが・・・
どうやら、立憲民主党として本気で共産党を全面的に支えるらしい。
枝野内閣では共産党への政府見解を見直すつもり
産経新聞 「『共産は暴力革命方針』の政府見解、枝野内閣で変更も」
共産党が「敵の出方論」に立った暴力革命を選択肢から排除していないとする従来の政府見解について、衆院選で政権交代を実現した場合、変更する可能性を示唆した。国会内で記者に「枝野内閣で変更するのか維持するのか」と問われ、「少なくても私は、今、共産が暴力革命を目指しているとは全く思っていない」と述べた。
枝野氏個人がどう思おうが自由だが、政府として、国としてどう考えるかは民意によって決められるべきだろう。
果たして、日本国民の民意が枝野氏の考えとどれだけ一致しているか?
一致している部分が多ければ多いほど、政党支持率は高まるはずだが・・・
日本国民の多くが、共産党の考え方、理念、これまでの行動を支持しているように見えたのだろうか?
立憲民主党と共産党が協力することで、支持率が高まる可能性は低いと思う。
むしろ、現状の立憲民主党支持者の中から支持をやめる人が出るのでは?
この一件ではっきりわかったのは、立憲民主党は日本国民の民意をわかっていないか、日本国民の民意より別の何かを目的に動いているかのどちらかということ。
おそらくは後者の方だろう。
国民に政策を提示し支持してもらい票を得ることを諦め、共産党と協力することで票を得ることを選んだ。
国民のことより、票のことを優先したということでしょ?
どちらにせよ、日本国民のことを真に考えているようには思えず、日本国民の生命と財産を任せることはできない。