菅首相・小池都知事に至急辞任しろと批判した倉持仁医師が再び猛批判
菅首相が「入院の必要が無い新型コロナ患者は自宅療養へ」という方針を打ち出した時に、TBSテレビに出演し菅首相や小池都知事に対し「2人とも至急お辞めになった方がいい」などと猛批判したインターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁医師。
この時は、TBSや倉持医師が間違った受け取り方をしていただけなのですが・・・
【参考】 アゴラ 「怒りの倉持医師。「コロナ中等症」自宅待機問題とは何か?」
その倉持医師がこんなツイートを
でも自分の盲腸が裂けたことで患者さんの立場が本当によく分かりました。苦しくて、看護師さんを呼べばすぐ来て優しく看護してくれる。ほんとうに感謝以外ありません。
— 倉持仁 (@kuramochijin) September 11, 2021
この素晴らしい制度が今壊れています。
早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ! https://t.co/vrMIbzXoWJ
倉持医師自身が入院したことで改めて入院による安心感、入院できるありがたみを感じたうえに、今でも自宅療養ではなく誰もが入院できるようにすべきという考えで、国民皆保険制度がありながら入院できない人が存在するのは制度が壊れている状態だとして、「早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ!」と誰かに文句を投げつけているわけだ。
誰に対する文句なのか?
病床不足の東京都において、都医師会幹部の病院で空床だらけ
私がこの倉持医師のツイートを見て真っ先に思い浮かんだのは、こちら
YAHOO!ニュース 「【独自】東京都医師会幹部らの病院でコロナ病床の56%は空床 直撃に『不適切な補助金は返還したい』〈dot.〉」
東京都医師会や病院協会の幹部でもコロナ患者を受け入れていない実態もわかった。資料によると、A病院ではコロナ患者用の病床を16床確保しているが、コロナの入院患者は3人、病床使用率は19%だった。B病院では29床のうち8人、28%、C病院では43病床のうち16人、37%、D病院では50床のうち28人、56%、E病院では52床のうち34人、65%、F病院は22床のうち15人、68%だった。
病床不足が一番深刻な東京都、その東京都の医師会幹部らの病院が軒並み低い病床使用率だったのだ。
新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている病院には、患者受け入れを前提とした補助金が支払われている。
にもかかわらず、野戦病院を作れ!などと政府批判している東京都医師会幹部が関係する病院でも新型コロナ患者の受け入れが半分程度。
病床不足なのでは?、入院が必要な自宅療養者もいるのでは?、野戦病院が必要なんでしょ?、補助金もらいますよね?、なぜ、半分程度しか受け入れず満床にしないの?
批判と自身の行動が一致しておらず矛盾だらけ。
きっと、倉持医師は東京都医師会の尾崎会長に向けて「早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ!」とツイートしたのでしょう!
相手をはっきりと明示していない以上、どう解釈しようが私の自由です。
日本共産党と関係のある倉持仁氏と東京都医師会会長の尾崎治夫氏
倉持医師が東京都医師会の尾崎会長に「早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ!」などとツイートするわけはないだろう。
上記は皮肉でそう解釈したまでのこと。
共産党と関係のある倉持医師が共産党と関係のある東京都医師会会長を批判するとは思えない。
実際に倉持仁氏も尾崎治夫氏も日本共産党がらみのツイートや記事に頻繁に登場している。
2020年3月27日の「しんぶん赤旗」には
栃木県で開業する呼吸器内科の倉持仁医師は「症状があらわれない感染者が確実に増えている。今までの方針を変え、思い切った手段・方法が必要」と発言。
などと掲載されている。
志位和夫氏のツイートにも登場している。
インターパーク倉持呼吸器内科・倉持仁院長(「赤旗」で)「変異株の解析を広く早く進めることが必要。国立遺伝研の川上浩一教授と共同で独自にウイルスのゲノム解析に取り組んできたが、本来国が取り組むべき死活的な課題だ。検査拡大の規模・体制を国が示すことが必要だ」
— 志位和夫 (@shiikazuo) March 22, 2021
国の責任で検査・解析を!
東京都医師会会長の尾崎治夫氏も「しんぶん赤旗」に度々登場するうえに、このような事実もある。
デイリー新潮 「コロナで脚光、東京都医師会会長の兄は元『革命左派』 弟に送る言葉」
結局、日本政府批判のために日本共産党が自作自演しているようなもの
日本共産党と関係のある都医師会会長の尾崎治夫氏は、自身は補助金を受けながらコロナ病床を半分も空床にしておいて、東京都の病床不足に対し「野戦病院を作れ!」など政府や都を批判していた。
日本共産党と関係のある倉持仁氏は、日本共産党と関係のある都医師会会長がコロナ病床を余らせているのに、政府や都に対して「早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ!」とツイートしたり、菅首相や小池都知事に対し「至急お辞めになった方が」などと批判していた。
そして、当の日本共産党は、上記の「しんぶん赤旗」の記事内で、
「東京都は(中等症の人向けに)ベッドを最大3300床確保する必要があるとして、その内3000床は民間病院で確保と言っている。だが民間病院はぎりぎりで常に満床状態だ」と実態を示しながら、財政措置を伴わない政府や自治体の対策には大きな欠陥があると批判。
などと日本政府を批判していたが、その後、政府が補助金などの財政措置を取り病床確保したにもかかわらず都医師会幹部の病院などで患者を受け入れず空床状態にある不正には触れない。
これら全体を客観視すれば、日本共産党の自作自演によって日本政府を陥れようとしているとしか見えない。
日本共産党はツイッターや各種メディア、表には見えていない人脈などを駆使しながら、上っ面ではわからぬよう裏で様々な仕掛けをしているようだ。
我々国民は、上っ面だけでなく、裏を読むくらいのことをしないと、まんまと騙されることになる。
言葉は如何様にも繕えるので、言葉だけで判断はしない!
言葉と行動が一致しているかを見て判断する!
それだけでなく、言葉の裏側、行動の裏側、その人物の背景までも読みながら、確認しながら判断しなければならない!
これくらいのことを身に付けないと、簡単に扇動され、コントロールされてしまうのだろう。
見えているもの、聞こえているものが全てではないということ!