世論は五輪開催中止や延期を望んでいるはずだ!などと読んだ?
立憲民主党の早稲田ゆき議員。
「コロナ禍で大変な状況下、世論は五輪開催中止や延期を望んでいるはずだ。」などと考え、ツイッターでのアンケートを実施し、その結果を使って政府批判をしてやろうという下劣な思いがあったのだろう。
8月6日夜に、【Q】 新型コロナの感染が爆発的に拡大する中で、東京五輪が開催されていることについてどう思いますか?というアンケートを投稿。
だが、8月7日の昼にはアンケート削除が指摘されている。
立憲民主党・早稲田ゆき議員。
— 水月 (@sui72381132) August 7, 2021
今更、東京五輪開催についてのアンケートを実施するも、自身の望む結果にならなかったので削除して無かったことに。
これぞ『立憲民主党』をよく表してますな。
何が #ツイッター目安箱 だよ。 pic.twitter.com/zAfkIigplj
6日夜から数時間か半日程度で2,349票の投票があり、「開催中止か延期すべき」が8%、「予定通り開催すべき」が89%、「わからない」が3%あったわけだ。
「コロナ禍で大変な状況下、世論は五輪開催中止や延期を望んでいるはずだ。」などと世論を読み違えてアンケートを実施した立憲民主党の早稲田ゆき氏は、この途中経過を見て慌てたのだろう。
期限まで残り2日ほどありながらも、さすがに先が見え、アンケートを削除してしまった。
でも、ツイッター上で期限を定め国民に意見を問うたならば、その期限までしっかりと国民の意見を聞くべく、アンケートを実施し続けるのが国会議員としてあるべき姿なのではなかろうか?
それとも、立憲民主党や早稲田ゆき氏にとって都合の悪い意見や結果は聞き入れない、受け入れないということなのだろうか?
サイレントマジョリティーも含めた本当の世論は実にまともだ
この一件を知り思ったのは、「サイレントマジョリティーも含めた本当の世論は実にまともだ」ということ。
通常、反対意見の方が声が大きく、少数だとしても目立ちがちだ。
それは当然のこと。
行われる物事に対し反対の人は中止させるべく、「反対だやめろ!」と苦情電話するが、賛成の人はそのまま行われて良いので、わざわざ、「賛成だやめるな!」と電話する必要性が無いので、賛成派の声はあまり聞こえてこない。
相対的に反対派の声が大きく聞こえてしまう。
だが、反対派、賛成派が存在している中で公平に意見を集めると、賛成派の意見も聞こえてくる。
それがツイッターでのアンケートだったのだろう。
日頃、立憲民主党の早稲田ゆき氏の周囲には自身と同意見の人たちが集まっているので、自身と同じ意見ばかりが聞こえてきて、それが世論かのように思えてしまうのだろう。
だが、何の制限もない本当に公平な場に出てみると、それが世論ではなかったことに気付く。
声のデカい人の意見が世論だと思ってはいけません!
自身の意見を持っていても常に声高に主張するわけではない「サイレントマジョリティー」が多く存在していることを忘れてはいけません!
そして、「新型コロナの感染が爆発的に拡大する中で、東京五輪が開催」などと、感染拡大と五輪を関連付けているが、世論は、
「五輪が感染拡大させたわけではない」
「五輪と感染拡大を別個に考えるべき」
「五輪を中止にすれば感染拡大が収まるわけではない」
「五輪は感染対策を徹底しつつ続けるべきで、感染拡大は我々国民が何とかすべき問題だ」
といった考えなのだろう。
だから、「予定通り開催すべき」という意見が途中経過で89%に達している。
実にまともだと思う。
海外からの観客は無し、国内もほとんど無観客、五輪と国民とが隔離された状態での五輪開催が感染拡大に関係しているとは思えない。
あるとすれば、厳しい感染対策や制約が課されたうえでの五輪開催という東京五輪の裏側を知らず、五輪開催という上っ面だけしか見ない愚か者が、「自分も好きにしていいだろう」などと勝手に気を緩めたことくらいだろうが、勝手に気を緩めたことを五輪のせいにするのは難癖だ。
声高に対案なき批判をする者や不安ばかりを煽るマスコミ
どちらも「サイレントマジョリティー」の存在を何も言わないことをいいことに軽く考えているのだろう。
自分達ならこうするという対案も改善策も一切無しに好き勝手な批判ばかりを、デカい顔でデカい声を出して行っているが、そろそろ気付いてはどうか?
多数派である「サイレントマジョリティー」は、静かにあなたちへの信頼度を下げ続けている。
都合の悪い事には目を背け、現実を直視しようとせずに、どのようにして現実に対処できるのか?