民主主義を理解せず、国民の民意も理解していない。
参議院本会議が終わりました。重要土地規制法案、残念ながら数の力で押し切られ採決されました。申し訳ありません。いかに欠陥法案であるか、反対討論でも明らかになりました。政権を代えるしかありません。また一つ、見直すべき法律が増えました。
— 福山哲郎・立憲民主党 (@fuku_tetsu) June 15, 2021
「重要土地規制法案、残念ながら数の力で押し切られ採決されました。申し訳ありません。」とあるが、国会における「数の力」とは「国民の民意」であろう。
選挙によって選ばれた者が国会議員として集まっているのだから。
その国民の民意によって可決されたことに、「申し訳ありません。」と謝罪しているのは誰に対してなのか?
少なくとも、民主主義国家日本における国民の民意に対してではないだろう。
日本国民の多くの人たちは日本国民の生命と財産を守るためにもこの法律は必要だと思っているのだから。
では、立憲民主党の福山哲郎氏は一体誰に謝罪しているのか?
中国?、北朝鮮?、韓国?、それとも、そういった国々と考え方が近い立憲民主党支持者?
どちらにせよ、民主主義国家日本における国民の民意ではないことは確かだ。
ちなみに、東京オリンピックに対する国民の民意はどうか?
立憲民主党など野党議員たちは、「国民の民意は開催反対が上回っている」などと政府批判していたが、その時には「国民の民意」=「数の力」という考えで政府批判していたわけだ。
だけど、法案が可決されると、「数の力」を悪かのように捉え、「国民の民意」であるとは考えないわけか・・・
考え方が一貫していないですな!
自分の都合に合わせて考え方や理論をコロコロと変える人を多くの人が信頼すると思いますか?
で、最近の東京オリンピックに対する国民の民意はどうなのか?
読売新聞 「東京五輪『開催』50%、『中止』48%…読売世論調査」
6月6日の読売新聞の記事では「開催」が「中止」を上回っている。
さらに、NHKの世論調査を集計してみると・・・
「中止」が「開催」を上回っていたのは5月だけだった。
そもそも、国民の多くが、「何とかして開催させたい」と考えていたところを、野党やマスコミが不安を煽るなどして5月にだけ「中止」を増やしたのだろう。
以前から今に至るまで、「観客数を制限したり無観客でもいいから何とか開催を」と考える人の方が多いのです。
これが東京オリンピックに対する国民の民意。
野党はもちろん、マスコミもこの客観的事実には触れようとしない。
そんな「悪」がいつまでも通用するなどと思うなよ!
国民の多くはそんな馬鹿、マヌケではない。