脳科学者と名乗っているくせに、科学的な根拠ではなく、個人の感情、感覚でしか物事を見ていないように思える。

 

 

 

 

短文なのに突っ込みどころ満載の「批判もどきの雑音」だ。

 

まるで理性の声扱い」とあるが、あなたの感覚でしかない。

 

いきなり曖昧な表現から始まっている。

 

 

 

検査体制、ワクチン接種が発展途上国以下、劣等生以下の惨状」というのも曖昧だらけ。

 

そもそも検査体制の正解は無い。

 

茂木氏個人の感覚だけによる評価に過ぎない。

 

検査体制、ワクチン接種が発展途上国以下」?とあるが、例えばどこの国なのか?

 

この「発展途上国以下」という表現自体も曖昧だ。

 

そのうえ、「発展途上国以下、劣等生以下」と並列していることから、発展途上国=劣等生」という思考だとわかる。

 

随分と短絡的な思考だ。

 

 

 

さらに、「惨状」という表現も、茂木氏個人の感覚だけによる評価に過ぎない。

 

私個人からすると、検査体制については、医師が必要と判断した人に対し適切に検査が行われていれば問題ないと思うし、ワクチン接種については、日本の感染者数、死者数、水道、手洗い洗浄液、消毒液、マスクなどの衛生環境などを考慮し、日本よりも整備されていない国、日本よりも被害が拡大している国より日本がワクチン接種を急いで行う必要はないと考えている。

 

よって、現状の日本を「惨状」という言葉で表現はしない。

 

客観的事実よりも、個人の感覚、感情といった曖昧なものによる表現ということだ。

 

 

 

実際の客観的な指標を提示すると・・・

 

Bloomberg 「シンガポールが首位浮上-新型コロナ時代の安全な国ランキング」

 

 

 

この記事の中に安全な国ランキングがあり、世界53か国・地域だけを対象にしているとはいえ、日本は上位の7位にランキングされている。

 

さらに、「ブルームバーグCOVID耐性ランキングの補足説明」というページまで設けて、評価方法などを詳しく説明している。

 

Bloomberg 「ブルームバーグCOVID耐性ランキングの補足説明」

 

 

 

茂木健一郎氏の個人的な恨みつらみも含まれた感覚、感情による評価よりよほど信頼できる。

 

客観的事実を無視した個人的な感覚、感情による「批判もどきの雑音」を発したところで、世の中にとっては何の役にも立たないし、場合によってはそれによってその個人の心理、思考などが露わになるだけだ。

 

私個人は、ワクチン接種は「人口に対する感染者数や死者数の多い国」や「医療体制が不十分だったり、衛生環境が整っていない国」こそが急いで接種を進め、日本のように医療もあり、手を洗う水、洗剤、消毒液、マスクなどの物資もあって感染を防ごうと思えば防ぐことのできる国は、他国のワクチンを奪わぬよう気を付けつつ、コツコツとワクチン接種を進めればよいと考えている。

 

茂木健一郎氏は、「人口に対する感染者数や死者数の多い国」や「医療体制が不十分だったり、衛生環境が整っていない国」をのこと、さらには「発展途上国=劣等生」などを考慮せず、経済力と外交力でワクチンを買い集め、とにかく、日本人が早くワクチン接種すればいいという考えなのだろう。

 

茂木健一郎氏の根拠も表現も曖昧なツイートから、何となくそんな風に思えなくもない人が多いのではなかろうか?

 

何しろ、科学者と名乗っているのに、科学的な明確な根拠も提示せず、ありそうにも思えない「発展途上国以下、劣等生以下」という表現、つまり、「発展途上国=劣等生」みたいな表現で、とりあえずブルームバーグのランキングでは上位の日本の状況を、これまた何を基準にそう評価しているのか不明確だが「惨状」と批判している全体として曖昧で感覚的、感情的なツイートに対し、読んだ人も曖昧で感覚的、感情的な感想を持つのも仕方のないことだろう。

 

なので、客観的に冷静に茂木健一郎氏のツイートの文章を読む限りでは、茂木健一郎氏のストレス発散としか受け取りようがない。

 

結局、先日のブログ記事「鳩山由紀夫氏の政府批判 この程度の人物がかつて日本の首相だったとは・・・という思いがさらに強まる」と同様。

 

鳩山由紀夫氏のツイートと同レベルで、自身の自慰行為でしかないということになる。