厚生労働省職員の長時間に及ぶ宴会。

 

読売新聞 「厚労省職員の深夜宴会『非常に罪は重い』…田村厚労相、閣僚給与2か月分を自主返納」

 

 

 

実に意識が薄い!

 

まぁ、民間企業勤務の人、学生、お年寄りの一部で長時間の宴会やカラオケを行っている実態があるので、公務員、官僚の中でもあるだろうとは思っていたが、バカ数人が集まってではなく、部署丸ごとで深夜まで宴会とは・・・

 

皆さん、それなりの学歴があり、それなりの試験に合格し国家公務員になったであろうに、精神、心の程度は実に低いですな!

 

 

 

こういうことがあると、野党が大臣に対し責任追及をしてくるだろうなと思ったら、やっぱりね。

 

時事通信 「送別会問題で改めて謝罪 田村厚労相、辞任は否定―衆院委」

 

 

立憲民主党の長妻昭氏は不十分だとし、「改善策が出た後に何らかの責任を取ってほしい」と迫った。

 

公務員、官僚の不祥事の度に大臣が責任を取って辞任となると、大臣を辞任させたければ公務員、官僚が何らかの不祥事を起こせばいいということにもなる。

 

当然、公務員、官僚もそれぞれ支持する政党や様々な思想を持っているわけで、もし、政府を不安定化、弱体化させ、その隙に何か悪いことを・・・などという思想の持主が居たとしたら・・・

 

もしくは、他国のスパイとして公務員、官僚になった者が居たとしたら・・・

 

公務員、官僚の不祥事に対し、大臣が辞任して責任を取るというやり方は、国家の危機管理上問題ではなかろうか?

 

政策の責任は大臣が取るべきだが、公務員、官僚の不祥事の責任は事務方のトップである事務次官が取るべきだ。

 

政権を奪いたい、政権与党を痛めつけたいという野党の都合だけで大臣の辞任を要求するのであれば、野党は国家の危機管理、国民の安定した生活を考えていないということになろう。

 

 

 

国民の民意が反映されていない公務員、官僚の不祥事によって、多少なりとも国民の民意が反映されている大臣が辞任させられるのは問題では?

 

なぜ、「省庁職員の不祥事」の責任を大臣が取らねばならないのか?

 

筋の通った説明を聞かせて欲しいものだ。

 

私は、政策の責任は大臣が取り、政策とは関係の無い「省庁職員の不祥事」の責任は省庁内の事務方で取るべきだと思う。