感染者が増え、緊急事態宣言発出となると、世間を煽り、ストレス発散かのように政府叩きをし、政府にすべての責任を負わせようとするマスコミ。
実に浅ましい。
今日1日でそのことがよくわかった。
テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」では、昨年の4月頃に「2週間後には東京もニューヨークのようになる!」などと言い放った渋谷健司氏を出演させていた。
2週間後にニューヨークのようになりましたっけ??
感染者が増えている現状においてもニューヨークのようにはなっていない。
桁が違うのだ。
桁が違うから問題ないというわけではないが、ニューヨークと東京とで生活様式や人種構成など大きく違う部分が多々あるにもかかわらず、安易に「2週間後には東京もニューヨークのようになる」などと主張するその思考を私は今でも疑っている。
こんな人物をテレビに出演させるその意図は何なのか?だ。
政府批判をし、世間を煽るためでしかないだろう。
そうでなければ、頓珍漢な主張をした人物を起用する必要はないのだから。
そして、午後には日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」で、昨年2月頃に横浜港でのクルーズ船対応を強く批判していた岩田健太郎氏を出演させていた。
当時、岩田氏は、政府のクルーズ船対応が悪くて感染拡大したかのような主張や批判をしていたが、結局、感染者のほとんどが横浜港に到着する前に既に感染していたという調査結果が出されている。
つまり、横浜港に到着する前に既にそれだけの感染拡大になっていたのであって、横浜港での政府の対応が悪くてそれだけの感染拡大になったわけではないということ。
なのに、岩田健太郎氏はしきりに政府の対応が悪くて700人以上もの感染拡大になったかのように主張し続けていた。
こんな人物をテレビに出演させるその意図は何なのか?だ。
政府批判をし、世間を煽るためでしかないだろう。
そうでなければ、頓珍漢な主張をした人物を起用する必要はないのだから。
そして、これらの人物が主張しているのは、もっと強力で広範な海外で言うロックダウンをしなくてはダメだということ。
そりゃ、ロックダウンをすれば感染拡大は抑えられる。
しかし、感染とは関係ない部分までもが停止状態となり、感染以外でのダメージを被るうえに、本当の問題解決策ではないため、ロックダウンを解除すると再び感染拡大に陥る可能性が高いのだが、そのことには一切言及しない。
「感染拡大を抑えるにはロックダウンしかない!」という主張だけ。
そんなこと今やど素人でもわかっている。
我々国民が望むのは、ロックダウンで感染拡大を抑えたとして、その後、再び感染拡大させないためにどうすべきかということ。
つまり、日常生活の中で如何にして感染を防ぎ、通常の日常生活をしながら、経済活動をしながら、再び感染拡大させない方法を明確に示して欲しいということだ。
そうでなければ、根本の解決には至らない。
増えたらロックダウン、減ったら解除、解除して増えたらロックダウン、減ったら解除、この繰り返しをし続けろと?
それでは単なるバカだ。
我々はその先へ進まなければいけないのだ。
そのための良いアドバイス、提案をできない専門家はもはや必要ない。
今更、渋谷健司氏や岩田健太郎氏を起用するマスコミの浅ましさ、無能さ、恣意的な報道の在り方に腹が立つ。
緊急事態宣言により感染者が減ったとして、その後、緊急事態宣言を解除したのちに再び感染拡大に陥らないためにどうすべきかを今から国民に教え込むかのような報道しろ!
この役立たずめが!!