どうやら、現状においても、飲食時に感染を防ぐ方法として「マスク会食」は頭に無いようだ。

 

読売新聞 「15人以上の懇親会と2次会参加、警視庁の署長がコロナ感染」

 

 

同庁は当時、飲酒を伴う会合は4人までとし、2次会は控えるなどとする内部通達を出しており

 

NHK NEWS WEB 「『国会議員の会食は4人以内に』自民 森山国対委員長」

 

 

自民党の森山国会対策委員長は、時間は午後8時まで、参加人数は4人以内とすることが望ましいという考えを示しました。

 

人数制限で感染拡大を抑えたいなら、「飲酒を伴う会合は1人まで」、「参加人数は1人以内」が望ましいでしょうよ!もはや会合ではないが。

 

それに、飲酒しようがしまいがウイルス感染には関係ない。

 

例え4人での会合だとしても、そこに1人の感染者が居合わせ、「マスク会食」をしていなければ、ほぼ誰かが感染することになるだろう。

 

でも、例え400人で会合したとしても、そこに感染者が居合わせなければ、「マスク会食」をしていなくても、誰一人感染することはない。

 

 

 

飲食時に感染する、感染しないに、飲酒や人数は関係ないというのが事の本質だ。

 

人数制限を取り決めるより、「マスク会食せよ」と取り決める方がより感染確率を下げられるはずだ。

 

4人で会食したとして、そこに1人の感染者が居た場合、マスクをせずに会話しながら飲食していれば、ほぼ、感染者が発生するだろう。

 

だが、感染者が居たとしても、「マスク会食」をしていれば、防げる可能性はあり、少なくとも、マスクをせずに会話、飲食をするよりも感染確率は低いはずだ。

 

 

 

感染者との接触時間を如何に短くするか、感染者からの飛沫を如何に防ぐか、感染者からのマイクロ飛沫を如何に防ぐかが、感染を防ぐうえで重要なのだから、逆算してどのような行動、対策を取ればいいのか考えればいいだけ。

 

感染者がいるかもしれない状態で感染者との接触時間を短くするためなら、店内での滞在時間を制限すればいいし、飛沫を防ぐには「マスク会食」を徹底すればいいし、マイクロ飛沫の滞留を防ぐには換気をすればいいし、換気が怪しいと思ったら立ち入るのをやめればいい。

 

こういったことを自分の頭で考えない人が多いから、感染拡大が止まらないのでは?

 

そんな事例が、これだ!

 

YAHOO!ニュース 「ツリーの格好で院内クラスター 44人感染1人死亡」

 

 

病院で職員の1人がクリスマスツリーの格好で救命治療室を訪れました。

この職員の新型コロナウイルスの感染が判明

職員が着ていたコスチュームは送風機で膨らむ仕組みで、この風を通じて新型コロナウイルスが広まったとみられています。

海外の事例ではあるが、

 

「自分がもし感染していたら」ということから逆算して考えていれば、そもそも、救命治療室には行かないだろうし、ましてや、送風機で自分の吐いた息を外部に拡散させるようなことはしなかっただろう。

 

自動車の事故防止でも以前から言われ続けている、「だろう運転ではなく、かもしれない運転」と同じように、ウイルス感染防止も「だろう行動ではなく、かもしれない行動」でなければならないということ。

 

4人での会食なら感染しない?

 

4人なら大丈夫「だろう」??

 

いやいや、4人のうち1人が感染している「かもしれない」と考えるべき時でしょ!!

 

「だろう行動ではなく、かもしれない行動」を基本に、どのような行動なら感染を防げるのかを逆算して考えてから行動すれば、感染拡大は抑えられるでしょうに。

 

それができないで感染拡大したら、その責任は政府にあるだとさ。

 

どんな言い掛かりだよ、逆切れにもほどがあるだろ。

 

それなら、政府に強制力を持たせるよりほかありませんな。

 

政府批判ばかりしている野党やマスコミはそうしろということでしょ?