野党議員やマスコミ、不勉強なくせに声高にものを言うテレビのコメンテーターどもが、しきりに「GoToトラベル」を停止すべきと主張し、さも、「『GoToトラベル』による旅行」が感染拡大の原因かのように世間に印象付け煽ったわけだが、
さて、それは事実だったのか?
事実でなかったらどう責任を取るのか?
明らかな実害、損害が発生している事案なのだから、責任問題にするべきだ!
皆さん、昨年7月下旬に「GoToトラベル」が始まってから、ニュースで旅館やホテルでの集団感染なんて話聞きました?
日本全国多数ある宿泊施設で集団感染が発生したというニュースありましたっけ?
開始当初に長野県内の宿泊施設の従業員が感染という話は聞きましたが、それは神奈川県から着任した従業員1人が感染していたというだけで、宿泊施設内での集団感染には至っていない。
東京新聞 「『GoTo』参加ホテルで感染者 観光庁把握できず」
当時、野党はこの話を持ち出して政府側に詰め寄っていたが、まったくのお門違い。
ただただ「GoToトラベル」にケチを付けたいだけの言い掛かりに過ぎなかった。
もっと言い換えれば、チンピラが難癖をつけて脅すのと同レベル。
こんなお門違いの出来事を、さも、ホテル内で感染かのように報じ煽ったのが、政府批判ばかりの「東京新聞」ときたもんだ。
いつものパターン。
野党はお門違いな批判と追及をし、マスコミがそれを捻じ曲げながら国民に煽る。
こういう連中には「事実」で対抗すべし!
「事実」に勝るものは無い!
宿泊施設で集団感染が発生すれば、ふらっと立ち寄る飲食店よりも特定しやすいはずなので、集団感染に気付かないことはほぼ無いでしょう。
それでいて、「GoToトラベル」が始まってから宿泊施設で集団感染というニュースが無いということは・・・それが「事実」ということ。
感染対策を頑張ってくれていた宿泊施設のおかげで、宿泊施設内での集団感染を防げていたというのが事実だ。
実際、宿泊業者の方も言っている。
YAHOO!ニュース 「廃業決めた温泉旅館経営者『最後にGoToで少し夢を見させてもらった』」
「せっかくの旅行で感染されてはたまらないということで、出来ることは何でもやりました。高いマスクも買った、消毒剤も買った。一つだけ事実を言わせてください。うちの旅館に泊まった人で、宿泊後二週間の間に感染が発覚した、というお客さんはただの一人もいません。つまり、宿泊で感染したという例はないんです。宿泊事業者として、お客さんを危険な目にあわせたくない、これはプライドです」
大した根拠も無いくせに声高にものを言う連中のせいで犠牲になっている人たちがいる、ということを認識して欲しい。
これまでの事実から、
●人が移動するだけで集団感染はしない。
なぜなら、通勤電車で集団感染するなら、首都圏では今頃数百万人が感染し、数十万人が発症し、数万人が死亡しているだろう。
バス内での感染が何件か確認されているが、それは、マスクをせずに会話したり、マスクをしていても長時間会話したり、食べ物をつまんだりといった行動があったからだ。
マスクを着用し、食べ物をつまんだりせず黙って移動するだけで感染することは無い。
●黙って鑑賞するような美術館、博物館、映画館などの観光施設で集団感染はしない。
なぜなら、通勤電車と同様。
ただし、通勤電車もそうだが、個人があちこち触れた手で目を擦ったりすれば感染の確率は高くなるが、それは個人の感染であって、施設内での集団感染にはならない。
●感染対策をしっかりと実施している宿泊施設での集団感染はしない。
なぜなら、その事実が無いから。
宿泊施設は記録に残るし、記憶にも残りやすいので、集団感染が発生すれば特定は容易のはずなので、その事実に気付かないことはあり得ない。
実際に宿泊施設に宿泊しないとわからないが、各宿泊施設の経営者と従業員の皆さんが対策をしっかりしていると言うより他ない。
苦しくギリギリの状況の中、宿泊業者がこれだけ頑張っていたのに、宿泊施設以外での感染拡大によって「GoToトラベル」停止・・・・
本当に申し訳ない思いです。
●会食などの飲食時の集団感染はある。
なぜなら、その事実があるから。
マスクを着用せずに会話をすれば、当然、飛沫が飛び、当然、食べ物にも付着し、当然のようにそれを食べながら、また、会話をするわけだが、そこに感染者が居なければ感染拡大はしない。
しかし、そこに感染者が居合わせれば、他のどの行動よりも最も高確率で感染拡大に至る。
そのうえ、通常の外食を頻繁にしている人が感染した場合、どこで感染したのかが特定できない。
たまの旅行での外食時と、毎日の昼食や週末の夕食での外食時で、どちらが感染者と居合わせる確率が高いか?
当然、回数の多い日常での外食の方が確率が高くなる。
なので、最近の感染拡大は日常での外食や会食と、こっそりと行っていた忘年会が主だと思う。
●家庭内での感染はある。
埼玉県の感染情報を毎日確認しているが、「同居家族に陽性者あり」という感染者の割合は3割を占めている。
でも、これを防ぐのは最も難しいので、家庭内に持ち込まないことに注力すべきだ。
●職場内での感染はある。
埼玉県の感染情報では、「勤務先に陽性者あり」という感染者も3割を占めている。
職場内での感染は気を付け続ければ可能な気がする。
これらの事実から、話さず食べずの移動と施設の訪問、滞在は、個々人が洗っていない手で顔を触らない限り、感染確率は低く、感染対策をしっかりと実施している宿泊施設でも個々人が気の緩んだ行動をしない限り、感染確率は低いと思うので、これ以上の制限などは必要ないと思う。
家庭内での感染は各家庭の事情や家族全員の意欲の問題もあり、対策はあれど実施して防ぐのは困難だろう。
職場内での感染は職場内で改善を重ねれば防ぐことは可能ではなかろうか?
やはり、ウイルスに対して一番無防備になり、感染しやすい状況となる外食、会食という飲食時に如何にして感染を防ぐかが重要だと思う。
飲食の場での感染を防げるようになれば、家庭内や職場内での感染も減るだろう。
飲食の場での感染確率を下げるには、面倒な「マスク会食」を徹底してみたり、テイクアウトの比重を高めたりしなければダメだと思う。
それ以外に飲食での感染確率を下げる方法は・・・
専門知識と専門技術を持ち合わせた学者たちに見つけ出してもらうしかない!
日本学術会議からの提言に期待したい!!
ただ単に「人の動きを止める」という方法で感染拡大を抑えるというのでは進歩が無い。
ウイルスは短期間で変異し、生き残ろうとするのに、人間は1年経っても同じことの繰り返しですか?
情けない・・・