安倍政権の時には散々「PCR検査を増やせ!」、「ニューヨーク州のようにPCR検査すべきだ!」などと主張し、そうしようとしない安倍政権を批判し続けていたテレビや新聞が、菅政権になってから静かになった。

 

ということは、ニューヨーク州のような「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」が正しいからそうすべきと主張していたわけではなく、ただ単に安倍政権を批判したいがために、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を持ち出していただけということなのだろう。

 

「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」が絶対であり、正解だと考えているなら、菅政権下においても同様にそう主張するであろう。

 

しかし、その根拠なき主張の声は以前に比べて小さくなっている。

 

なので、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を安倍政権批判の道具に使っただけなのだなとわかるわけです。

 

テレビや新聞なんてその程度のもの。

 

根拠がなかろうが、嘘であろうが、間違いであろうが、捏造であろうが、政権批判や政権攻撃のためなら何でもしてしまうのがテレビ、新聞ということだ。

 

テレビや新聞の主張を鵜呑みにしてはいけません!

 

 

 

で、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を開始して4か月ほどのニューヨーク州は今頃は感染者がゼロの日もあるのでしょうね。

 

なんて思って確認してみると、

 

 

あれ?

 

未だに900人もの感染者が毎日のように?

 

確か、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を開始した6月初めは・・・

 

 

1000人ちょっとから始めて、4か月も「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」をやり続けても900人?

 

まぁ、多い日、少ない日があるので、4か月間を平均すると600~700人くらいでしょうか?

 

でも、4か月間「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」をやり続けて、減っているとは言えない。

 

人口1,900万人のニューヨーク州が「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を実施していて毎日600人ほどの感染者。

 

人口1,400万人の東京都が「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」をしないで毎日200人前後の感染者。

 

「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」で4か月間多額の税金を投入しても開始当初の感染者数と変わらぬ状態のニューヨーク州と、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」などせずとも200人前後の感染者数に抑えている東京都。

 

費用対効果からしても東京都の方が優秀と言えるでしょう。

 

「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」が絶対であり、正解だと言えるのでしょうかね?

 

 

 

何とか良い面を探すとすれば、第二波を抑え込んでいるという点くらい。

 

ただ、東京都は第二波でも1日1000人もの感染者は発生していない。

 

 

 

やたらとPCR検査しても毎日600人前後の感染者が発見され続けるニューヨーク州。

 

必要な人にPCR検査をして毎日200人前後の感染者が発見され続ける東京都。

 

どちらが効率良く制御できているかは明白だろう。

 

 

 

日本や東京でも「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査すべきだ!」などと主張していたテレビ、新聞にその根拠を説明してもらいたいし、実際に「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」をしているニューヨーク州の客観的なデータを見てどう思うのかを聞きたい。

 

今でも大した根拠も無しに「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」が正しいと思っているなら、安倍政権の時と同じように声高に主張し続けるべきなのでは?

 

なぜ、その主張の声を小さくしているの?

 

その主張が間違いだったから?

 

それとも、ただ単に安倍政権を攻撃したかっただけ?

 

どちらにしても、筋の通った主張には思えない。

 

 

 

そんで、世田谷区長も「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」を掲げていたが、今どうなっているのだろう?

 

費用や労力に見合った効果が出ていればいいが。

 

こちらもあまり報道されなくなった。