香港国家安全維持法により中国政府に批判的な人物を次々に逮捕している中国。

 

かつての大日本帝国と同じことをしているのだから、今の日本に対し偉そうなことは何一つ言えない。

 

香港国家安全維持法への批判に対し文句を言ってきたら、「今から75年以上も昔の日本の真似をしていて恥ずかしくないのか?」、「日本が1925年から1945年まで施行していた治安維持法と同じことをするなんて、そんなに昔の日本が好きなのか?」と嘲笑ってやろう。

 

新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、未だに欧米諸国や日本が大変な思いをしている中、中国政府はインドとの国境に手を出し、南シナ海の支配をさらに強め、東シナ海でも日本を排除しようと日々日本領海に艦船を侵入させ、香港を完全支配しようと政府に批判的な人々を逮捕し、アメリカ政府高官が訪問している台湾に向けて戦闘機を発進させるなど、次から次へと傍若無人な振る舞いをしている。

 

欧米諸国や日本の政府が新型コロナウイルス対応で忙しく、その国民も自身の生活でいっぱいなので、このどさくさに紛れて支配を一気に強め、中国政府の良いように事を進められるだけ進めてしまおうという魂胆が見える。

 

 

 

中国の武漢で感染拡大が始まり、春節により一気に世界中に新型コロナウイルスが拡散されたのは確かなこと。

 

このウイルスにより、欧米諸国や日本だけでなく、中南米やアフリカ諸国までもが苦しんでいる。

 

中国は、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、日本だけを敵にしたわけでなく、欧州はもちろん、中南米、アフリカ諸国までも敵に回したようなもの。

 

今後の状況変化によっては、ロシアだってどうなるかわからない。

 

そもそも、ロシアは中国が好きなわけでなく、他に利害関係が少しでも一致する相手がいないからという程度の付き合いでしかない。

 

日本との経済協力や領土問題への対応が良い方向へ進もうものなら、無理をしてアメリカと対峙したり、中国と仕方なく手を組むことなど必要なくなるだろう。

 

日本とアメリカのロシアへの対応次第では、中国を完全孤立させることも可能だと思う。

 

そうでなくとも、新型コロナウイルス被害国同盟のような関係が世界にできれば、中国の敵は世界ということになる。

 

世界があって中国が成り立っているということを忘れ自己中心的で愚かな行動を取ろうものなら、巡り巡って自身が大損害を被ることになるだろう。