河井克行議員、河井案里議員の愚行が大問題になっているが、この問題も安倍政権への批判の材料にして終わらしてはいけない。

 

事の本質は、党本部からの資金だろうが、自己資金だろうが、金銭を利用して選挙を有利にしようとしたこと、そして、その愚行に対し拒否するでもなく、愚行を批判するでもなく、金銭を受け取った議員が大勢いるということ、さらに、それら議員が「預かった」などと言い逃れかのような主張をしていることが大問題なのだ。

 

この件で再度認識したことだろう。

 

河井克行議員、河井案里議員だけでなく、地方などそこかしこに金銭を受け取るような議員がいるという現実。

 

その程度でしかない人物が議員になってしまっているという現実。

 

自民党総裁である安倍首相の責任問題の前に、本当に問題である部分を正さなければ、安倍首相が辞任したところで日本は何も変わらない。

 

 

 

そもそも、周囲にそれだけの金銭をばらまかないと票が集まらないということは、河井克行氏、河井案里氏には金銭以外に大したものがないということだろう。

 

通常よりも多額の金銭を渡さないと選挙運動に協力してもらえない程度の人物ということだ。

 

多くの人に慕われ、尊敬されていれば、報酬などなしにボランティアで協力してくれる人が大勢いるはずだ。

 

この時点で議員失格でしょう!

 

自民党本部も何を見ていたのか?

 

地元でこれほど金銭をばらまかないと票が集まらない人物を立候補させるなんて、無能としか言いようが無い。

 

事前に人物の評判などを現地調査しないのだろうか?

 

地元で地元の人たちから噂話レベルでもいいから話を聞いていれば、おおよそ、その人物の実態が見えてくるものだ。

 

表面はいいけど人使いが荒いとか、周囲の人が気を遣っているとか、そういった話が出ている時点で議員には相応しくないはずだ。

 

このことは自民党に限ったことではない、与党、野党の違いなどなく、全議員に対して等しく当てはまることだ。

 

これを自民党の責任、自民党総裁である安倍首相の責任にして済ませば、必ず、野党が政権を握った時にも同様の事件が発覚するだろう。

 

 

 

議員に立候補する時点での身辺調査と学力試験を実施してはどうだろう?

 

双方に合格しないと立候補できないようにする。

 

日本国籍を有していない状態で日本の国会議員になった可能性もある蓮舫議員のような事を避けるためにも、立候補時に身辺調査を実施し、国籍はどうなのか?人間性はどうなのか?他国のスパイではないのか?などを確認すべきだろう。

 

国の危機管理、国民の危機管理として重要、重大なことだ。

 

そして、「実は学歴なんてあてにならない」ことは皆さん実生活でおわかりでしょう。

 

高学歴であっても犯罪を犯す人もいるし、高学歴であっても人間的に問題のある人もいるし、高学歴であっても世の中を知らない人もいる。

 

学力試験で一般常識とこれからの日本にとって重要な分野の知識がどれほどあるのかを見定めるべきだ。

 

そのかわり、立候補時の供託金の額を下げたり、なくすなどしてはどうか?

 

意欲もあり、能力、知識もあり、人望もあるが、金銭的に立候補が困難な人も立候補しやすくなる。

 

数十万円から数百万円の供託金を用意できる人しか議員になれない現状より状態は良くなるだろう。

 

そもそも、金持ちばかりが議員になっているから、庶民への政策が的外れになるのでは?

 

 

 

あっ、当然、当選回数に区別なく、ベテラン議員であっても立候補時には必ず再度身辺調査と学力試験は実施!

 

今時、高齢だからなんて理由でUSBを理解していないようではダメだ。

 

議員に当選してもなお勉強をし続け自身を成長させる人物でなければ、日本を成長させることなど不可能でしょう!

 

自身を成長させていない人物が日本を成長させる?筋が通っていない。

 

向上心の無い者に日本を任せるわけにはいかない!

 

 

 

これを実現すれば、単なる知名度という上っ面だけで票を集めることも、金銭で票を集めることも、国民を騙して票を集めることも防げるし、当選したはいいがその後不勉強で活躍もせずダラダラと議員で居続けるような者の再選も防げるだろう。

 

安倍首相の責任問題にする前に野党がこのような案でも出してくれればいいのに。

 

もしかして、自身にとっても困る内容?

 

かもね