シンガポールでも洗えるマスク、つまり、布製マスクの配布を開始したらしい。

 

シンガポールでも使い捨てマスクの供給が追い付かず、医療機関でも不足気味で配布を決定したようだ。

 

また、シンガポール政府は外出時にはマスクを着用するよう訴えている。

 

朝日新聞デジタル「行動制限へ転換のシンガポール、洗えるマスク配布始まる

 

さぁ、日本での布製マスク配布を嘲笑した人々よ、今度はシンガポールを嘲笑してはいかがか?

 

 

 

欧米諸国でもマスクの効果、重要性を見直し、あの動きの遅いWHOでさえも主張を変え始めていて、今後、使い捨てマスクはさらに入手困難になる可能性もある。

 

欧米諸国や日本よりも先にマスクの効果、重要性に気付いた中国政府は、中国国内での需要を満たし、さらに十分な備蓄が完了するまで海外への輸出を禁止していた。

 

日本国内のネット通販の様子を見ると、4月中旬頃に中国から入荷予定というものが多いことから、つい最近になり、中国政府による輸出禁止が解かれたと思われる。

 

しかし、欧米諸国でのマスク需要が爆発的に増大すれば、順調に日本に入ってくるかはわからない。

 

現に、ドイツが発注した600万枚のマスクがケニアで行方不明になったとか、同じくドイツがアメリカに発注した20万枚のマスクがタイの空港で奪われたとか、スウェーデンがフランス経由で輸入しようとしたマスクがフランスで差し押さえられたという報道がある。

 

中国が生産と輸出を再開したとはいえ、使い捨てマスクについては今後もどうなるかは不透明だ。

 

 

 

状況によっては医療機関に使い捨てマスクを優先的に供給し、一般市民は布製マスクでという可能性がまだ残っている。

 

既に医療機関での物資不足が始まっているアメリカでは、一般市民には布製マスクを着用するよう呼び掛けている。

 

安倍首相が先を見通していたかはわからないが、配布される布製マスクを備えておいて損は無いだろう。

 

 

 

そりゃ、安倍首相の一住所に2枚の布製マスク配布が完璧な政策だとは思えないが、何でもかんでも批判ばかりせず、物事をプラスに捉えるようにした方が、自身の精神にも社会の雰囲気にも好影響となることだろう。

 

自分は安倍首相の布製マスクなんかいらねえ、というならば、マスクが足りていないご近所に譲ればいいだけのこと。

 

昔の日本はそんな発想でうまく動いていたものだが、今はそんな発想よりも先に批判ばかり・・・

 

ただでさえ暗い世の中がさらにどす黒くなるだけだ。