テレビ朝日のモーニングショー、ついに日本政府が死者数まで誤魔化しているかのような主張をし始めた。
肺炎で亡くなった人のウイルス検査をしていないから、新型コロナウイルスに感染して亡くなったかどうかわからない。
という主張なのだが・・・
んー・・・どうなのだろう?
肺炎で病院に行ったり、救急搬送されれば、何による肺炎なのか調べると思うが・・・
だって、新型コロナウイルスだったら院内感染が始まってしまうから。
別の病気で入院していた人が肺炎で亡くなった場合はウイルス検査までしないかもしれないが、新型コロナウイルスによる肺炎である可能性はほぼゼロだと思うが・・・
だって、入院中に新型コロナウイルスに感染したとすれば、院内感染でしかなく、大騒ぎになるのだから。
あるとすれば、孤独死の方が肺炎で亡くなっていた場合くらいでは?
それも、新型コロナウイルスで数百人が孤独死していたとすれば、それも大騒ぎになるだろう。
数十人でも報道されるだろう。
すべてが報道されているとは限らないが、たまに民家で遺体が発見というニュースを目にするが、連日目にするようなことはないのだし。
そもそも、例年とは異なり、今年に限り肺炎で死亡する人が急増しているならば疑うべきだが、これほど感染力があり発症すれば激しい症状にもなるウイルスが存在しているのだから、肺炎に限らず全体の死者数が例年よりも多くなっていてもおかしくはないだろう。
事実を明らかにするには、
例年に比べて死者数が多いのか?
例年に比べて肺炎での死者数が多いのか?
を明確にする必要があるだろう。
ただし、今シーズンはインフルエンザの患者数が例年に比べて少ない点など、様々な要因を加味したり差し引いたりしながら考えなければならない。
そしてもう一つ、他国はどのような状況なのかも考慮しなければ統計資料を正しく見ることができなくなってしまう。
つまり、日本以外の国が、肺炎による死者に対し必ずウイルス検査を実施し、新型コロナウイルスによる死者数として計上しているのかどうかだ。
他国は肺炎による死者に対しウイルス検査を実施し、新型コロナウイルスによる死者数として計上していて、日本はそこまでしていない状態で、肺炎での死者数が例年に比べ多いのであれば、日本の新型コロナウイルスによる死者数を疑うべき状況と言えるだろう。
テレビ朝日モーニングショーの玉川徹氏が何をどう疑おうが自由だが、疑うにも根拠を示さねば、その疑いを疑わざるを得ない。
ましてや、テレビというメディアで主張するのであれば、その主張に対する責任は重大なはずだ。
明確な根拠を示さずに自身の疑いだけで主張するのは非常に危険だと思う。
見方を変えればデマになってしまう。
テレビは私のブログとは比較にならないほど影響力があるのだから、もう少し根拠となる科学的なデータ、統計資料などを整えてから物事を主張すべきだと思う。そのために取材を行うわけでしょ?
どうも、テレビや新聞などのメディアは、徐々に論調を変えたりして、当初の主張を無かったかのようにする傾向がある。
訂正や謝罪も、番組のほんの一部、くしゃみをしていたら気付かないくらいにちょこっとする程度だし、新聞の一面で報じたことの訂正、謝罪の記事が三面などの隅に掲載されていたりする。
デタラメを10時間かけて報じたのであれば、その訂正、謝罪も同じく10時間かけてすべきだし、新聞の一面で報じたことの訂正、謝罪も、しっかりと一面の同じ面積を使って掲載すべきだろう。
影響力があるくせに、その責任の取り方が影響力に比例していない。
非常に狡い!
こういったことを頭に入れたうえで、日本の新型コロナウイルスによる死者数について取材し、明確な根拠、データを示したうえで国民に報じてもらいたい。
そうでなければ不安を煽るだけでしかない!
まぁ、どちらにしても、私たちは感染せぬよう気を付けるのはもちろん、自身が感染していると想定し他者に感染させない行動を心がけるしかない。
外出時には手を洗うまでは絶対に顔を触らない!
自身が知らぬ間に感染しているかもしれないので、できる限りマスクを着用するなりして飛沫を防ぐ!