なぜ、韓国企業は中国に半導体工場を作ったのだろう??と疑問に思う。

 

ただ単に低賃金を求めて?

 

 

 

素人ながらに思うのは、中国に半導体製造技術を取られたらどうするのだろう?ということ。

 

中国の自動車産業が急激に欧米や日本、韓国メーカーに追い付いてきたのは、中国国内に各メーカーの工場があったからだろう。

 

だとすると、サムスンなどの韓国企業の技術も、そのうち中国企業に流出するのでは?と思うのだが・・・

 

しかも、韓国にとってサムスンの稼ぎは国家の浮沈にかかわることで、中国企業がサムスン並みの半導体を国産化させたら、サムスンの稼ぎはどうなることか・・・そして韓国は・・・

 

そんな危険な状況をなぜ韓国自らが作り出したのか?

 

 

 

そもそも、韓国国内での使用ということで輸出を許可している日本のフッ化水素などの素材なしに中国工場で半導体を製造などできないことは当初からわかっていたことだろう。

 

つまり、日本から輸入したフッ化水素などの戦略物資を中国に持ち出すことを前提で中国に半導体工場を建設したことになる。

 

日本の報道にあった、「一部行方がわからないものがある」というのは、中国工場で使うために韓国から持ち出した分だろう。

 

日本から見て中国はホワイト国ではないため、中国への戦略物資の輸出は厳しく制限されているはず。

 

それなのに、韓国が勝手に日本の戦略物資を中国へ持ち出していては、安全保障のための規制や監視といった日本の頑張りがすべて無駄になってしまう。

 

この点を問題視して、韓国への輸出の際の手続きを見直し、管理と監視を強化し、ホワイト国からも除外して、ほかの物資についても同様の管理・監視強化で安全保障上の懸念に対処するというのが、今回の経済産業省の動きなのだろう。

 

報復のための韓国への輸出禁止や制限といった単純な対応ではないことがわかる。

 

韓国国内で使用する分量については輸出禁止も制限もしないだろうが、それ以上の分量については厳しく審査するというもの。

 

このことを国際社会に説明すれば、「まとも」な国であれば正しく理解し納得することだろう。

 

 

 

で、なぜ、韓国企業は日本製の戦略物資が輸入も持ち込みもできない中国に半導体工場を建設したのだろう???

 

この時点で韓国側の判断ミスだろう。

 

これが、日本にホワイト国として認められているアメリカに工場を建設していれば、今回のような事態にはならなかったのだろう。

 

詳しい手続きは知らないが、アメリカの半導体工場から日本に輸出の申請をすれば問題なく通るのだから・・・

 

 

 

中国からは日本の戦略物資は輸入できない、だから、韓国で多めに輸入して中国に持ち出して中国工場で製造しようと考えたのが間違いのもと!

 

儲けを出すために韓国国内よりも低賃金な国で半導体を製造したかったのだろうが、やり方がまずかった。

 

それに技術の流出もしやすくなると思うのですが・・・

 

目先の利益ばかりに目が行っているようで、実に浅はか。