参院選間近ですが、選挙の時、どのように議員を選ぶべきか。
単純に、ここ数年の政治について、野党ならどうしただろうか?と考えてみるのです。
例えば、自衛隊機が韓国海軍から射撃用レーダーを照射されたとき、政府与党は当然と言える行動をしましたが、野党はほぼ何も言わず、何のアクションも起こしませんでした。
ということは、野党が政権を握っていたら、日本国民にこの事実を知らせずに隠していたのでは?と思えてくるのです。
実際に、民主党政権時に中国の漁船に扮した工作船が日本の海上保安庁の船に衝突したとき、その事実を日本国民に公表せず、隠そうとしました。
海上保安庁の職員が動画をネット上にアップし、その事実が日本国民どころか世界に明らかにされたという実例があります。
徴用工問題も、野党が政権を握っていたらどうしていただろう?
何もせずに日本企業に賠償金を払わせていたのだろうか・・・
フッ化水素を日本から大量に輸入したが、その行き先が不明となっているとして、野党ならどうしただろう?
知らないふりをして触れずに、韓国をホワイト国として扱い続けていたのだろうか・・・
年金だけでは老後2000万円不足するという試算、というか、そうなることは皆が薄々分かっていたことに対して、野党ならどのように2000万円分を穴埋めするのだろう?
財源はどうするの?以前は、高速無料化も実現できなかったけど・・・
憲法改正の議論すらしようとしないけど、70年以上も手直しせずに今後も使い続けるのだろうか?
だとして、憲法9条と国防をどのように考えるのだろう?
米軍基地を無くして、自衛隊も廃止するのだろうか?
誰がどのように日本国民を守るのだろう・・・
そもそも、野党に外交なんてできるのだろうか?
アメリカ、ロシア、中国などと対等に渡り合えるのだろうか?
民主党政権時代のように、中国、韓国の言いなりのような外交にならないだろうか・・・
などなど・・・
こりゃ、目先の「消費増税反対」だけで選ぶわけにはいかない。
消費増税反対だけで選ぶと、その後にもっと大変なことが次々と起こるような気がする。
結局、年金問題も、国防に絡む憲法問題も、韓国との問題も、上っ面だけでやり過ごしてきた結果が今なのだから、同じことをし続けていれば、今以上に事が悪化するのは目に見えている。
韓国との問題については、かつての民主党政権のように都合の悪い部分は国民に知らせず、上っ面だけで仲良くしていても、今のような状態になるわけで、結局は何も解決も改善もしていなかったということ。
そんなことなども総合的に考えながら、誰に投票するのか、どの政党を支持するのかを判断しなければならない。
本来、政権与党を軸にしながら、与党のダメな部分を野党が補い、野党の良い部分を政権与党が取り入れるというような政治ができれば、国民にとって一番良いのだと思う。
相手のダメな部分を批判するだけではなく、お互いに自分の良さを主張しあい、お互いが素直にその良さを受け入れるという状態が理想だろう。