ここ数年感じていることだが、
心の無い者に対して、心を掛けても無駄だ。
心が無いのだから、相手の心、気持ちなんて考えもしないだろう。
相手の心を考えもしないのだから、当然、相手の心遣いなんて気付きもしない。
別に見返りを期待しているわけでもないし、心遣いに気付いてもらいたいわけでもないが、無駄さに嫌気がさしてきた。
0.1でも心があれば、10掛ければ1、100掛ければ10くらいは伝わるかもしれないが、
0に10掛けても答えは0、0に100掛けても答えは0にしかならない。
相手に心が無ければ、心遣いなんて0でしかないということ。
まだ0ならいい、別に見返りを期待しているわけではないのだから。
だが、相手が0どころか、マイナスであったならどうだろう。
-1に10掛けたら、-10が返ってきてしまう。
心無い者に心を掛けてもゼロで、まぁ、いい気分ではないが、被害は無い。
しかし、人に嫌な思いをさせるようなマイナスの心の者に心を掛けたら、マイナスの嫌な思いをさせられるということ。
友人の愚痴を散々聞いてあげていても、私が愚痴を話すと、そういう話は別の人にしてくれと言われる。
良かれと思って旅行プランを考えても、すべて人任せにしていながら色々と文句を言われる。
今度はプランを考える人の気持ちをわかってもらおうと、そっちでプラン考えてと頼むと、「そんなくそめんどくせぇことやってられねぇ」と言い返される。
これがまさにマイナスの心の者に対して心を掛けた結果だろう。
ここ数年で、そんなことに気付いた。
0.1でも心があればいい、最悪ゼロであっても、こちらが嫌な思いをさせられることはない。
しかし、相手がマイナスであれば、心を掛けてもマイナスで返され嫌な思いをさせられる。
こういったことから、
心の無い者に対して、心を掛ける、心遣いをする必要は無い!
という結論に至った。