本末転倒のような気がしてならない!
メガソーラーやらのために森林を伐採して太陽光発電パネルを敷き詰めるというのは、もはや単なる金儲けだ。
二酸化炭素を吸収して酸素を放出する森林を伐採しては、二酸化炭素量を増やすことになる。
そもそも、何のために再生可能エネルギーで発電を行うようになったのか?
化石燃料の使用を減らし地球環境改善に一歩でもということで、太陽光や地熱、水力といった再生可能エネルギーでの発電を促進していたはずだ。
ところが、Googleマップなどで衛星画像を見ていると、数年前まで山だった、森林だった場所に、ソーラーパネルが敷き詰められているといった箇所がそこかしこに見当たる。
呆れるばかりだ。
中学生レベルの理科すら理解していない大人が実に多いこと多いこと。
何のための再生可能エネルギーなのかを考えず、目先の利益、金ばかりを考えて、山を切り崩し、森林を伐採してメガソーラーなんぞをやっている。
本質を見失い、筋の通らぬ行いをすれば、当然、物事は悪い方向へと進む。
これ、常識!というか摂理と言ってもいい!
地球環境ではなく、目先の利益だけを考え、山を切り崩し、森林を伐採してメガソーラーをやった結果、さて、どうなったでしょう?
その場所では二度と二酸化炭素を吸収して酸素を放出することはなく、大雨が降れば土砂崩れとなり、地震があればソーラーパネルがぐちゃぐちゃになり、やがて、そのメガソーラーは管理を放棄され、山には廃棄物が残される。
というのが容易に想像できてしまうではないか。
それでもやるという人間の浅ましさ、バカさに呆れるしかない。
現状の森林は徹底して守り、それ以外の空いている土地でメガソーラーをやる分には本質からそれてはいない。
しかし、山や森林を切り崩して、二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させる場を壊して、メガソーラーを建設するのは、究極のアホでしょ。
それを野放しにしている政府、官僚も同レベルと言えよう。
本来なら、森林を伐採した分、酸素発生源を奪ったのだから、何らかのペナルティなり、税金なりを課すべきところだ。
旧式の自動車に対して税金を高く課税するならば、酸素発生源を奪った者に対しても税金を!
てか、もっと飛び火させると
宇宙開発やら宇宙旅行やらに数千億円なんぞ使っている場合か?
宇宙に行っても地球が壊れては意味がない。
その金で地球上の砂漠を緑化した方が、よほど意味があるだろう。
宇宙と地球、どちらが大切なのかもわからん連中が、無駄に金を使うなら、くれ!
地球のために有益に使ってやる!
なんだか、つくづくバカだなと思う今日この頃だ。