立憲民主党の福山哲郎議員が、国会予算委員会の場で、総理秘書官に向かって「秘書官!いらない紙入れるな!!総理と話しているのに!」と突然大声で恫喝。
またいつもの内容の薄い質疑なのだろうと思っていたら、パワハラなどと話題になっていたので映像を確認すると、まさに恫喝!パワハラ!
憎き安倍首相の秘書官だからといって、あのような物言いは国会議員として正しい言動と胸を張って言えるのだろうか?
憎き安倍首相の秘書官とて、「日本国民」だ!
その日本国民に対して、大声で、「入れるな!」などと命令口調で怒鳴りつけるというのは、自分の立場を何様だと普段から思っているのか?
議員バッジを外せば自分自身も単なる一国民でしかないのに、議員バッジを付けた途端に、全日本国民は自分よりも下の身分であって、赤の他人であっても大声で怒鳴りつけ、命令しても許されると思っているのだろうか?
これと同様のことは以前から思っていました。
自由党の森裕子議員なども、まるで犯罪者を取り調べているかのような口調で質疑していて、相手に対する敬意などまるで感じられない。
野党側からすれば、与党は「敵」、「憎たらしい敵」、「犯罪者扱いしてもよい敵」と思うのかもしれないが、その敵も日本国民の多くから票を得て国会議員になった者だ。
相手に敬意を示さず、まるで犯罪者の取り調べのように質疑するということは、多くの日本国民に対して敬意を示さず、多くの日本国民を犯罪の共犯者とみなしていることになる。
日本古来からある武道をはじめ、多くのスポーツにおいて、たとえ相手が憎き敵、倒すべき敵であっても、試合開始前も、試合中も、試合後も常に敬意をもって接するのが基本であり、このことは、スポーツや試合に限らず、人としての基本でもあるだろう。
今の国会でのやり取りを見ていて、それらを感じる場面はほぼ無い!
国会において、対立する相手議員を攻撃するということは、その議員を支持している日本国民も攻撃していると認識すべきだろう。
敬意を感じられない質疑で責め立てたところで、それを支持しようとする日本国民は増えないだろう。
なぜなら、多くの日本国民は、赤の他人に対して突然怒鳴りつけたりするような人ではないからだ。
そのような、人としての基本すらできていない人が少ないからだ。
そういった点では、まだ日本は捨てたものではないということでもある。
相手に敬意を持たぬ者のパワハラまでも容認してしまうような国民性ではないということ。
ぜひとも国会中継の映像を見ていただきたい!
安倍首相の秘書官といえども一般の国民であり、家に帰れば家族もいるであろう人だ。
そのような1人の国民に対して、何様のつもりか、福山哲郎議員が声を張りあげ命令口調で怒鳴っている。
相手のことを何も考えていない言動でしかない。
相手のことを何も考えていないということは、相手に対して何の敬意も持っていないということ。
そのような人間が日本国の政治、社会に影響を与えようとしているというのは異常事態とも言えよう。
韓国で大韓航空の創業家一族が様々な形でパワハラを行い、今、そのことが裁かれようとしているが、それと同じことだ。
まぁ、相手に敬意を持たず、何様のつもりか、一国民を怒鳴りつけるような人物が、多くの人々に慕われることは無いだろう。
何気にそのようなことが選挙結果にも出ているのでは?