愛媛県知事が提出したメモと言われる文書。

 

メモとは言え、仕事のできる人間が作った文書とは思えないようなもの。

 

1文書、1ページの中で書体が異なっていたり、日付の表記が統一されていなかったりしている。

 

メモならなおさらのこと、わざわざ書体を変更したりせず、デフォルト設定のまま入力するだろう。

 

日付の表記も、○月○日と普段から入力してれば、メモでも〇月○日と入力するのが速いだろう。

 

それを〇/○という表記にあえてする意味がわからない。

 

単なるメモを証拠とするならば、そのメモの信頼性を保証するために、何月何日に誰がどのパソコンで作成した文書データなのかを調べる必要があるだろう。

 

「愛媛県職員が作成した」という言葉の説明だけで信用できるほど、今の世の中綺麗なものではない。

 

議員だろうが、官僚だろうが、警察官だろうが、犯罪を犯す者はいる。

 

単に「愛媛県職員が作成」というだけで信用しろと言う方が無理がある時代だろう。

 

最低限、何月何日何時何分に誰がどのパソコンで作成したのかくらいデータを提示しないと、その文書の信頼性は皆無に等しい。

 

愛媛県庁ならば、職員が使用するパソコンをしっかりと管理していることだろう。

 

その程度のログくらいは残っているだろうし、取り出せるはずだ。

 

何なら、どのプリンターで印刷したかもわかるかもしれない。

 

国の総理大臣の進退に影響させようとするならば、それくらいの信頼に値するデータを付加した状態での提出をすべきだろう。

 

一般の国民がe-Taxで確定申告する際にも、電子証明書を添付しなければならない。

 

一国の総理大臣を辞職に追い込もうとするならば、メモの信頼性を保証する電子証明書に値するデータ、ログ等を第三者に提示させるくらいすべきだ。

 

 

 

それで、安倍首相と加計学園との取り引き、癒着的なものがあったのであれば、行政手続きに問題があったとして、加計学園獣医学部の認可を取り消し、安倍政権には退陣してもらえばよい。

 

それで野党もマスコミも愛媛県知事も納得することだろう。