加計学園問題の更なる追及として、当時の地方創生担当大臣が京都府に獣医学部新設は難しいと伝えたことを「加計ありき」だと共産党が批判していたが、

 

その状況だけを捉えて「加計ありき」とケチ付けるような批判の仕方は、あまりに稚拙なやり方だ。

 

流し台で包丁を洗っている人を見て、通常ならば「あぁ、料理が終わったんだな」と思うところを、「人を刺した後に血のりを洗い流しているのだな」と捉えるようなもの。

 

包丁を洗うに至るまでの行動、状況を見ずに、包丁を洗っている人を見て殺人犯だと決めつけている。

 

野党の追及の仕方がすべてこんな感じ。

 

与党も与党で、日本獣医師会から獣医学部新設は1校にしろという圧力があったのなら、その事実をしっかりと国民に説明すべきだ。

 

なぜ、その裏事情を説明せず、野党の無意味な追及を受け続けるのか?

 

自民党の中にも日本獣医師会と関係の深い議員がいるから、日本獣医師会からの圧力を表沙汰にしたくないのだろうか??

 

身内をかばうことで自らの体力が奪われるのなら、そのような身内なんぞ切り捨てればよかろう!

 

行政を歪めるような組織と繋がっている議員自身に問題があるだろ。

 

日本獣医師会と繋がりのある議員のために、政府が不安定になるというバカげたことだけは避けてもらいたい。

 

 

 

日本獣医師会と繋がりのある議員は与党内だけに限らず、野党内にもいるはずだ。

 

日本獣医師会との関係が悪化しても、その影響は与野党両方に表れるものだ。

 

自分も傷つくが、相手も同様に傷つく。

 

それで良いではないか!

 

それで政府が安定し、内政、外交において存分に力を発揮できるのであれば、国民は大満足だろう。

 

それとも、日本獣医師会と国会議員の間に、加計学園問題以上の大きな問題でもあるのか?