なぜだか、先日の参考人招致による八田達夫氏の発言部分が一切報道されない。

 

「日本獣医師会から圧力があった。」という証言をマスコミ、野党が無視する不自然さに、もはや、テレビ、新聞しか見ていない国民は気付かない。

 

マスコミ、野党が決め込んでいる、つまり、「ありき」としているシナリオに合わない部分はカットし、無視して、「安倍政権が裏で何かした」というシナリオありきで貫き通そうとしている。

 

そうでないのであれば、八田達夫氏の「日本獣医師会から圧力があった。」という証言について、その信ぴょう性も含め取材するなり、視聴者、国民に対して判断する材料として報じるなりするのが常識だろう。

 

そうしないという不自然さ。

 

その不自然さに気付くためには、テレビ、新聞以外から情報を得なければならず、それ以外の情報源に接していない視聴者、国民は、不自然さに気付くことも出来ない。

 

まるで太平洋戦争時の日本のよう。

 

NHKの国会中継をすべて見ていれば気付くこともできるが、ほぼ生産性の無い質問のやり取りを見ていられる人は少ないだろう。

 

野党は、政府が京都府に獣医学部新設を諦めるよう伝えたことを持ち出して批判しているが、その経緯には触れない。

 

起きた事象を自分たちの都合の良いように道具として使っているだけで、なぜ、その事象に至ったかについては触れようとしない。

 

日本獣医師会からの圧力があり、獣医学部新設が1校に制限せざるを得ないため、京都府の申請を断ったとしたら、政府側には問題なく、むしろ、日本獣医師会の圧力の方が問題となる話だ。

 

しかし、マスコミは八田達夫氏の「日本獣医師会から圧力があった。」という発言を報じず、京都産業大学が獣医学部新設の申請を取り下げるに至った経緯を説明した記者会見も報じず、それをいいことに、野党は日本獣医師会からの圧力があるなしに触れずに「加計ありき」と決めつけて政権批判している。

 

まるで、マスコミと野党が申し合わせているかのような連携。

 

マスコミと野党がお互いに忖度しあっているとも言えよう。


テレビ、新聞からしか情報を得ておらず、太平洋戦争時の日本、民主党政権時の日本を忘れた人たちは、不自然なまでにうまく繋がる状況に疑問すら抱かずに信じてしまい、政権批判に加担している。

 

別に自民党を支持しろと言っているわけではない、かつて、政治家の発言やマスコミの報道に騙され、酷い目にあっているのだから、物事をもっと広い視野で、半分疑いながら見るべきなのでは?ということ。

 

安倍政権の言うことが信用できないのであれば、野党やマスコミの言うことも信用ならぬという精神が必要なのではなかろうか?

 

逆に問いたい。

 

安倍政権の言うことは信用できないのに、野党やマスコミの言うことが信用できるその根拠は何なのか?

 

高速道路無料化も実現せず、原発事故発生時に放射線による汚染を予測する「SPEEDI」の情報を隠し、海上保安庁の船に中国の漁船(工作船)が意図的に衝突してきた事実を隠そうとした現野党側の議員連中。

 

これほど国民に嘘をつき、実際に国民に被害も及ぼしてきた人たちの言うことを信用できてしまうことに恐怖を感じる。

 

「SPEEDI」の情報が公開され、その予測をもとに避難経路を考え避難できていれば、必要以上に放射線を浴びることもなく、今現在、放射線の影響を気にしながら生活する人もいなかったはずだ。

 

「SPEEDI」の情報を隠したことによって、国民が実際に被害を被っている事実がありながら、あの時のことは7年で忘れてしまったのだろうか?

 

単に安倍首相が嫌いという、好き嫌いだけで批判したり、「安倍は監獄へ」などと叫ぶようでは、同じ過ちを繰り返すバカでしかない。

 

太平洋戦争時にマスコミに嘘をつかれ、自民党政権時にも民主党政権時でさえも政治家に嘘をつかれ、未だにサンゴ礁に自ら傷をつけて記事をねつ造する新聞社もあり、今現在も、八田達夫氏の発言を一切報道しないという不自然な報道をしているというのに、政治家、マスコミの発言、報道を信じるというのは、あまりにも勉強不足で過去に何も学んでいない証拠であろう。

 

政治家、テレビ、新聞の主張を丸呑みにする前に、飲み込んで大丈夫なのかを疑い、自分でその安全性を確かめる努力は最低限必要だと考える。

 

八田達夫氏が言ったように、日本獣医師会からの圧力が本当にあったのか、どれほどあったのかという疑問を持つ。

 

まぁ、この件はテレビ、新聞で報じられていないので疑問抱くことすらできないが

 

政府が京都府に獣医学部新設を断ったのは、本当に加計ありきだったからなのか、それとも、1校に絞る理由が他にあったのかという疑問を持つ。

 

野党と日本獣医師会に何らかの繋がりがあるでは?という疑問を持つ。

 

愛媛県に獣医学部を新設したことで国民に何の損害が生じたのか考えてみる。

 

などなど、疑問を持つべき部分はいくらでも出てくる。

 

世論調査ですら私は信用していない。

 

そもそも、今のこの時代において、テレビ、新聞だけで世論が作り出されるわけではない。

 

テレビ、新聞、政治家の言うことを丸呑みにしない、半分疑いを持って受け止める国民が増えれば、マスコミによる偏向報道、印象操作に左右されることも減るだろう。

 

そうなった時、テレビ、新聞の報道は本当の意味でゴミになるのだと思う。

 

一方の発言だけ報じたり、一部分だけを切り取って報じたりという今の報道の仕方を見ていると、自分で自分の信頼性を損ねているようにしか見えない。

 

テレビでは野党議員が堂々とした態度で語気を強めて発言している部分が報じられるが、国会中継を最後まで見ていると、野党議員が尻つぼみとなって終わることが多い。

 

一部分だけを切り取るとこれほどまでに印象が異なるのだなと理解するには良い教材かもしれない。

 

こうやって、せっせせっせと自分たちの信頼性を自分たちの手で損ねているのが、今の報道機関。

 

野党とマスコミがこれほどまでしても、野党の支持率がぴくりとも動かないというのは、物事を客観的に懐疑的に見ている国民も多くいるということなのかもしれない。