財務官僚のセクハラの責任を財務大臣が取らねばならないのか?
セクハラの責任を取って財務大臣が交代することによる国政、外交への影響を考えた時、本当に、それが国民のためになるのかを真剣に考える必要があるだろう。
何のためにそうするのか、誰のためにそうするのかという事の本質を見失ってはいけない。
ただ単に、与党、政権に打撃を与えたい、悪い印象を与えたいということが先行していては、筋の通った行いとは言えない。
本質を忘れ、筋の通らぬ行いをすれば、物事は悪い方向へと進み、最終的には自らにその結果が振り返ってくることでしょう。
ネット上でよく言われる「ブーメラン」もその一種。
さて、同じ時期に新潟県知事も女性問題のために退くこととなりましたが、この米山新潟県知事を知事に適任であると推薦した日本共産党、自由党、社会民主党はどのように責任を取るのでしょうか?
官僚によるセクハラの責任を大臣が取るのであれば、必然的に、新潟県知事の女性問題の責任を推薦した党が取ることとなるはずです。
党首交代とか、何かしらあることでしょう。
それくらいの覚悟をもって、候補者を推薦しているはずですからね。
まさか、適当に推薦したわけではないでしょう!
ここ最近の日本は「疑惑」だけで人を悪者に決めつける風潮となっています。
であるならば、蓮舫議員の国籍問題も、納得のいく終わり方をしてはおらず、未だに「疑惑」のままになっているかと思います。
「疑惑」だけでその人を悪者に決めつけ、辞任、辞職などを要求するのであれば、今後、全国会議員に対し、「疑惑」だけで同様に辞任、辞職を要求することを標準にすべきでしょう。
そして、官僚の個人的な不祥事の責任まで大臣に取らせるのであれば、国会議員の秘書の不祥事の責任を秘書だけに取らせず、議員も同様に責任を取るように改めるべきでしょう。
野党がそれらを率先して行っていくべきです。
なぜなら、今現在、野党がそのようなことを実践しているのですから。
そうでなければ、言っている事とやっている事の整合性がとれなくなってしまいます。
是非、そうならぬよう、筋を通していただきたい。
日本を良くするために!
与党に打撃を与えるためではなくね。
他人に厳しく自分に甘く、ではなく、与党に厳しく野党にも厳しく。
そうであれば、支持率がアップすること間違いなしです!