北朝鮮による核実験。

 

核実験してしまったが、結局、日本、韓国、アメリカ、中国、ロシアは何もできないわけでしょ?

 

毎度、毎度、言葉で北朝鮮を非難して、国連で制裁決議をして、効果の無い制裁をするだけの繰り返し。

 

北朝鮮以外の国が同じことを繰り返しているだけの間、北朝鮮は確実に一歩一歩進んでいる。

 

このまま行けば、北朝鮮は使える核ミサイルを保有し、周辺諸国から北朝鮮優位な待遇、カネ、技術などを脅し取り続ける体制が整うわけだ。

 

日本人がこつこつ働いて得た財産も、北朝鮮にほぼ無条件のように奪い取られる。それが終わりなく続く。

 

そんなことになるのかもしれない。

 

 

 

北朝鮮は核ミサイルを保有した状態で対話に応じ、金政権の維持と北朝鮮への経済的支援、人道支援などを得たいのだろう。

 

対するアメリカ、日本、韓国にとっては、北朝鮮優位な状態での対話ではなく、北朝鮮が核ミサイルを保有する前に対話をし、核開発をやめさせたいわけだが、

 

戦争は、一方的に武力攻撃を開始すれば、戦争状態となるが、対話は、一方的に話したところで対話にはならない。

 

対話で解決しかないのであれば、北朝鮮が核保有を完了させた後に対話開始となるだろう。

 

つまり、対話での解決と言っても、北朝鮮が一方的に優位な状態での対話なので、北朝鮮以外の国が無条件降伏するようなものになるのだろう。

 

 

 

かつてヤルタ会談というものがあった。

 

アメリカ、イギリス、ソ連の3カ国で、日本に対する対応を話し合い、密約などを交わした会談だ。

 

当時から今に至るまで対立しているアメリカとソ連が、密約まで交わして協力したわけだ。

 

北朝鮮に対しても同様のことを検討してはいないのだろうか?

 

アメリカ、中国、ロシア、韓国あたりが会談し、密約など交わし、協力して事に当たる。

 

そうなれば、北朝鮮は、対韓国、対アメリカ、おまけのように対日本という状態から、地理的にもその反対側となる対中国、対ロシアにも対処しなければならなくなる。

 

韓国へ向いていると言われる大砲とやらも、反対側の中国、ロシア国境にも配備しなければならなくなる。

 

さらに、アメリカ軍、韓国軍による一斉ピンポイント攻撃では反撃可能だとしても、そこに中国軍、ロシア軍が加わった状態で行われた場合どうなるか?

 

世界トップ3の軍が協力し、一斉攻撃した場合、反撃する余地などあるのだろうか?

 

もはや、そんなことまでも、北朝鮮にちらつかせる必要があるのではなかろうか?

 

 

 

中国、ロシアにとって、北朝鮮の存在は必要であり、その地をアメリカ、韓国の自由にさせることなど許せないことだろう。

 

しかし、アメリカは北朝鮮の土地などそれほど興味はないだろう。

 

韓国の考え次第だが、北朝鮮の地を統一などせず、中国、ロシアの一存に任せるとなれば、中国、ロシアも北朝鮮金政権を失うことに対する不安はなくなるだろう。

 

そうなると、世界トップ3の軍が協力して対処することも可能になるのではと思う。

 

それができないとなると、北朝鮮が核兵器を保有したのちに、北朝鮮優位な対話をして、今後いつ終わるかわからない悔しい思いをし続けることになるのだろう。