閉会中審査にて民進党の桜井充議員が、山本地方創生担当大臣に対し、「出て行け!出て行けよ!」などと暴言を浴びせた。
安倍首相への質問なのに、山本地方創生担当大臣が返答しようとしたため怒ったらしいが、国民の代表である議員に対し、「出て行け!」というのは、あまりに失礼な物言いだろう。
たとえ敵対する党の敵対する議員だとしても、国民の投票によってその場に存在している議員だ。
その議員に対し、「出て行け!」と発言することは、国民に対して言っているのと同じこと。
憎たらしい嫌いな敵だとしても、敬意をもって接するのが議員として、人としての最低条件でもあろう。
それができないのであれば、自分自身を鍛え直した方がよかろう。
どのような相手であろうとも、常に敬意をもって接する。
これができないようでは、人として未熟と言える。
武道の精神に学ぶべきだろう。
この民進党桜井充議員と同様に、自由党の森ゆうこ議員の質問の仕方もどうかと思う。
まるで犯罪者を取り調べているかのような質問の仕方。
この2人の議員に限らず、野党が与党を追及する時はほぼこのような感じになる。
野党を熱心に支持している人にとっては、気持ちの良いことかもしれないが、野党支持者であっても客観的に物事を見ることができる人や、それ以外の人たちにとっては、嫌な気分になることだろう。
悪者を追及するヒーローになりたいのかもしれないが、対する議員も国民の代表であることを忘れてはならない。