民進党野田幹事長、都議会議員選挙の結果を「安倍政権にノー」と捉えるのはどうなの? | Pleiades★

    NHKニュースに、

     

    民進党の野田幹事長は記者会見で、「自民党の極めて強権的な国会運営、稲田防衛大臣や自民党議員の発言など、国政での自民党政権のおごりや隠蔽、『権力の私物化』などが大きなテーマとなり、都民が明確に『安倍政権にノー』という意思を示した」と述べました。

     

    とありましたが、民進党も議席を減らしておいて、よく言えたものだと思う。

     

    都民は、東京都議会議員選挙を都政のための選挙と考え票を投じていると思う。

     

    少なくとも、国政云々だけで都議会議員選挙に臨んではいないだろう。

     

    都議会は都政のための議会であることを都民の多くは心得ているはずだし、それが本質であり、正しい筋道であろう。

     

    それを心得ていないのは国会議員たちではなかろうか。

     

    自治体の選挙を国政での争いの道具にするのは、地方自治の本質を見失った筋の通らぬ行いと言えよう。

     

    国民の多くは、その節操の無さに国会議員のレベルの低さを感じるのだと思う。

     

    都民はしっかりと都議会、都政を見て判断しているはずだ。

     

    にもかかわらず、その結果をまるで自分たち国会議員、自分たち政党の成果のように使うのは、都民に対して失礼だと思う。

     

    我々一般の国民は、このようなことをする国会議員とは違い、都政や地方の行政と国政の違いをしっかりと認識している。

     

    共産党の小池書記局長も同様のことを主張していたが、何を根拠にした主張や発言なのか、しっかりとしたデータを提示してもらいたい。

     

    安倍政権や憲法改正案によって都議会議員を選んではいないと思う。

     

     

     

    都民が都議会議員選挙の本質を見失わず、しっかりと判断したその結果を、まるで自分たちが支持されているかのように利用するのは、実に恥ずかしい行いだと認識すべきだ。

     

    勘違いも甚だしい。

     

    都民だって、「そういうつもりで投票したわけではないんだけど・・・」、「都政と国政を一緒にしないでほしい」などと思っている人が多いのでは?