東京都議会議員選挙の関係で安倍首相が秋葉原駅前に来るということで、反安倍政権の人たちも反安倍を訴えるべく秋葉原駅前に来たのだろう。

 

そのことに何ら問題は無い。

 

ただ、その訴え方がどうかしている。

 

少なくとも、現代の日本、民主主義国家の日本とは思えないような訴え方だ。

 

手にしているプラカードに「安倍・菅を監獄へ!」と刺激的な色を使って書かれている。

 

いくらどんなに安倍政権が嫌いだとしても、監獄へなどと主張するのは、自分とは異なる思想の持ち主を排除するということになる。

 

つまり、ヒトラーや現在の金正恩、中国政府が行っていることと同じことになる。

 

政府を批判する人物を収容所へぶち込むということだ。

 

安倍・菅を監獄へと主張する人たちは、ヒトラー、金正恩、中国政府と同じ思想、考え方なのだろう。

 

それは民主主義とは異なる。

 

 

 

どうも今の日本、特に国会、野党の多くが単に政権与党に反対するばかりで、民主主義的な事の進め方をしていないように思う。

 

テロ等準備罪についても廃案ばかりを叫んでいた。

 

自分たちの考えとは異なるものを排除するのと同じだ。

 

それではヒトラー、金正恩、中国政府と同じだ。

 

本当に日本国の政党なのか?、日本国の国会議員なのか?と疑問に思ってしまう。

 

本来ならば、廃案ではなく、より良いものにするべく議論するのが正しい国会のあり方だろう。

 

自分の意とは少しでも異なるものを排除、廃案していては、何も決まらない、何も進まない、何も変わらない国になってしまう。

 

 

 

秋葉原駅前で「安倍・菅を監獄へ!」と訴えていた人たちと、野党の行いは似ている。

 

自分の意に反するものは排除、廃案、監獄へぶち込め、収容所へ送り込めという考え方の方がよほど危険だと感じる。

 

日本を北朝鮮化、中国化させるつもりなのだろうか。

 

与党を支持するにしても野党を支持するにしても、異なるものを排除しようと考えるのは間違っている。

 

人を吊し上げるかのような批判の仕方ではなく、政策に対して批判をし、それに代わる政策を示すのが正しい批判の仕方だ。