確か、2009年だったか、福島第一原発建設時に想定していた津波の高さを上回る津波の危険性を指摘されたことがあったはず。
その時に非常用発電機を屋上に移設するなど対処していれば、福島第一原発事故を防げた可能性は高い。
2009年に指摘されたのであれば、2010年には作業開始できたであろう。
発電機を水に浸からない屋上などに移設することくらい、数ヶ月で可能でしょう。
すぐ対応していれば、2011年の東日本大震災時に非常用発電機は屋上などにあったはず。
そうなっていれば、外部電源が切断されても、非常用発電機でどうにかなったはず。
結局、予見できなかったのではなく、予見しようとすらしていなかったということだろう。
何も考えていない、何もしようとしない。
最悪の状態。
何もしないというのが最も悪いことだと認識すべきだ。
まぁ、東京電力という会社全体どころか、日本社会全体がそんな感じなのだから、当時の東京電力経営者個人に責任を負わせるというのもどうかと思う。