政権与党がこれだけボロを出しても野党の支持率が上昇しない。
野党はその原因を理解しているのだろうか?
国民は国会をしっかりと客観的に見ています。
野党の与党に対する追及についても、これまでの野党の行いを見てきた国民は、「どの口が言う」という風に見ています。
野党の追及の仕方が、相手のミスを追及し、相手を引きずり下ろすことばかりで、野党が成長するわけでもなく、結局は野党の立ち位置が変わっていない。
だから、どれだけ野党が与党を厳しく追及しても、野党の支持率は上がらないのです。
相手を引きずり下ろすことを考えるより、自分で上になることを考え、政策立案などで国民の多くが納得できるものを次から次へと打ち出せばよかろうにそうしない野党。
いや、やっているつもりなのだろうけど、そもそもの能力不足で国民の多くが納得できるものになっていない。
だから相手を引きずり下ろすことばかりになってしまうという悪循環。
政権を奪うことができずとも、優れた政策を訴え、それを上回るような政策を打ち出すように促すことくらいはできるはずだ。
それこそ国民にとって役に立つことだと思う。
政府が中途半端な政策を推し進めようとしてるところに、野党がそれを上回る優れた案を提示すれば、政府も無視できず、政策を改めざるを得ないだろう。
そうなれば国民にとっては大きな利益になる。
それを繰り返しているうちに、野党を支持する人も増えることだろう。
相手を引きずり下ろして、さも、自分が上になったかのように偽るようなやり方では支持する人は増えまい。
もう一度、本質を見直し、筋の通ったやり方でこつこつとやっていくことだ。