トランプおじさんが次期アメリカ大統領に!
まさかトランプおじさんが当選するとは思っていませんでしたが、「これからの時代は今まで通りには行かない!、これがキーワードだ。」と、かれこれ10数年前に言ったことからすれば、その通りになったなといった感じ。
まさか、日本の不景気が10年以上続くとは・・・
まさか、大学卒業しても就職できないとは・・・
まさか、民主党が政権を握るとは・・・
まさか、原子力発電所で事故が起きるとは・・・
まさか、関東で連日38度を超す猛暑になるとは・・・
まさか、イギリスがEU離脱するとは・・・
まさか、熊本で震度7の地震が発生するとは・・・
などなど、20年、30年前では想像もつかなかったようなことが起こるようになっている今、トランプ氏のような人がアメリカ大統領になるのも、ある意味当然なのかもしれない。
そのうち、まさか、年金制度が破たんするとは・・・
まさか、公務員でもリストラされるとは・・・
なんてこともあるかもしれませんな。
まぁ、何事においても、今まで通りには行かない時代ということなのでしょう。
ならば、せっかくですので、今までとは違う生き方に切り替えてみてはどうでしょう?
トランプ氏は日米安全保障条約はアメリカにとって不平等なので、日本はもっと費用など負担すべきだと主張しています。
これを機に、日米安全保障条約をしっかりと考え直した方が良いでしょう。
そもそも、条約なんてそんなに信用できるものなのでしょうか?
日韓基本条約がありながら、その決定を無視する国もある。
太平洋戦争末期には、日ソ不可侵条約がありながら、ソ連は日本の北部を侵攻し、未だに北方領土を支配し続けている。
そんなことを経験していながら、日米安全保障条約を100%信頼しているのでしょうか?
条約なんて、所詮、その時の状況、利益などで決めただけの口約束程度に過ぎません。
日本の立場が弱くなれば、条約があってもそれを無視して不当請求したり、侵攻したりする国があるのですから、日米安全保障条約も同様だと考えるべきです。
それに、自分の命を守ることを他人任せにする人っています?
・・・日本人の中にはいそうな気もしますな
お役所が避難指示をしなかったから避難しなかった、と言う人もいますから・・・
そういう人にとっては、日米安全保障条約で自分の命も完全に守られると思っているのでしょう。
しかし、そんな考え方を持っているのは日本人の一部だけでしょう。
トランプ氏の当選を機に、本音でしっかりと日米安全保障条約について日本人個人が考えるべきです。
自分の命を守るうえで誰が一番信頼できますか?
答えは「自分自身」でしょう。
日本は、自分自身で守れる体制を整えつつ、おまけで日米安全保障条約などの他国とのお約束を特約として持っておくべきです。
トランプ氏がさらなる負担を日本に要求するなら、その分、在日米軍の規模を縮小させればよいでしょう。
それと共に、自分自身で守る力を整えればよいだけのこと。
もしくは、周辺諸国との外交によって、その必要性を少なくすればよいだけのこと。
在日米軍を縮小すれば、沖縄の負担も軽減でき、良いことだらけではありませんか!
トランプ氏が日米安全保障条約において日本にさらなる負担増を要求
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負担であるなら、在日米軍の規模を縮小させる。
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そのかわり、日本が独自で防衛できるよう、防衛体制強化するとともに、周辺諸国との外交も強化し、より親密に。
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他人任せの防衛から自分自身での防衛にバランスを移すことで、いざという時に本当に守ってくれるの?という不安から解消される。
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在日米軍の規模が縮小したことで、沖縄の負担が軽減。
ほら、良いことだらけ。
まぁ、現実は簡単ではありませんが、少なくとも、自分の運命を他人に任せる状況からは脱し、国民が国のことを本気で考える国にはなりそうですぞ。
さらに、アメリカ任せ、アメリカ頼りから脱することで、アメリカの顔色ばかりを気にする必要もなくなるでしょう。
そうなれば、ロシアとの関係強化なども、日本の利益だけを考えて自由にできる。
北方領土返還の交渉もしやすくなる。
日露の関係が強化されれば、対中政策にも変化があるでしょう。
今まで通りには行かない時代なのですから、今まで通りではないやり方、考え方で外交、防衛などやってみてはどうでしょう?
軍事大国になれと言っているわけではありませんよ。
守るのには武力が必要というわけでもありません。
周辺諸国との関係に何の問題も無ければ、軍事力など必要ないのですから、外交によっても守ることはできるのです。
自分の生活、自分の命を守るのに、他人任せにするのは変でしょ?ということです。
基本、本当に信頼できるのは自分自身だけという考えを日本は国としてさらに強く持つべきです。