資生堂のCMがネット上の批判により取りやめ。

 

最近、ネット上での批判だけで動く企業が多いですな。

 

ネット上、ツイッター上の批判=「民意」なのでしょうかね?

 

まぁ、様々な方法、様々なものから意見、要望、反応を得て、より良いものへ変えていくという事自体は悪いことではないでしょう。

 

しかし、最近は表面しか見ずに批判する人も増えていますので、そんな薄っぺらい批判に左右されるべきかは疑問です。

 

こんなことが続くと、表面だけ体よく繕って、中身はどうしようもない粗悪品、みたいなものばかりになってしまうかもしれません。

 

それは、ネット上で批判している人たちにとっても損なことでしょう。

 

事の真意や込められた思いなどを考慮せず、表面を見ただけ、一時の感情だけで安易に批判するのは、結局、巡り巡って自分自身が損をすることになるのです。

 

 

 

資生堂のCMが性差別だ、などと批判されたようですが、

 

あのCMに出てくるセリフに問題があったのでしょう。

 

「今日からあんたは女の子じゃない」
「もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」
「カワイイという武器はもはやこの手には、ない」

 

こういったことを他の人に言われるのが不快なのでしょう。

 

ただ、こういったことを心の中で思っている人は多いのではないでしょうか?実際はね。

 

「○○歳を超えたらおばさんだよね」とか、自分たちが若い頃に思っていたり、言っていたりしていたのでは?

 

でも、他の人に言われる、指摘されるのは不快。

 

ということでは、筋が通らん。

 

実は自分自身の中でも性差別、年齢差別みたいなことをしたり、思ったりしていることってあるのですよ。ただ気付いていないだけで。

 

 

 

実際にはそう思っている人が、男女の違いに関係なくいるはずなのに、表面に出されると不快ということで批判しているといったものなのかもしれません。

 

まぁ、人間なんて身勝手なものです。

 

 

 

この程度のこと、そう考える人もいるんだろうな~と多様性と捉えて流し、本当に自分自身が何らかの被害を被った時にしっかりと批判すればよかろうに、と思います。

 

もう少し、流すことを考えないと、いちいち止めていてはストレスが溜まる一方です。

 

心がトゲトゲしていると、そのトゲに何でも引っ掛かるのかもしれません。

 

 

 

最近は表面だけを見て批判する人が多いのですから、CMを作る際にも、そんな深い意味など込めずに、表面上体良く繕って作っておけばよいのでは?と思います。

 

そうなると、つまらんCMばかりになりそうですが・・・