北海道での子ども置き去り、行方不明の件。
とりあえず、無事に発見されよかったねで終了なのでしょう。
この件、海外のメディアでも取り上げられたということで、日本人の中には、海外でも日本人の子どものことを心配してくれているんだぁ~なんて思った人がいるのではないでしょうか。
まぁ、人として、行方不明になっている子どものことを心配に思うのは当然でしょう。
けども、海外のメディアが取り上げたのは、日本人の親による子供への虐待の可能性が感じられたからという点もあると思います。
そうでなければ、海外のメディアが取り上げるまでには至らないだろうと。
日本人はそろそろ、そういう背景も感じ取るようにならないといけないのではないでしょうか。
日本人の感覚だけで物事を判断していては、海外との大きなずれに気付かず、そのずれによって、痛い目に遭うことも考えられます。
今回の件を海外のメディアが取り上げたのは、単に日本人の子どもが心配だからではなく、日本では「しつけ」と称して、子どもへの虐待が日常的に行われているのでは?という疑いもあったからだと認識すべきでしょう。
そこに、日本と海外との差を感じ取る。
そんなニュースの見方をしないといけない。
マスコミの報道の表面だけを見ていては、いつしか、それによって騙されることもある。
大本営の発表を真に受け、日本軍は強いなどと思わされていた頃と同じになってしまう。
まぁ、実際は、そこまで真に受けていた人は一部だとは思いますが。