1月2日に家族旅行して、家族で宿泊した部屋で仕事上の打ち合わせをした。
ということで、宿泊費用全額を経費に計上ですか・・・
私もそうしてみたいものですな!
個人で旅行に行き、そこで名刺をちょこっと配ってお仕事らしきことをしたということで、旅行費用全額を経費に。
舛添東京都知事の金銭感覚、都民とは大きくずれています。
通常、家族旅行の旅行先で仕事の打ち合わせをするなら、プライベートと仕事を区別するためにも、外に出て喫茶店などでするでしょう。
そうすれば、家族旅行の費用は当然個人の支出、仕事の打ち合わせで喫茶店を利用したときの飲食代だけを経費に計上します。
これが通常の金銭感覚でしょう。
ところが、舛添都知事は、
家族旅行の旅行先で仕事の打ち合わせが必要になり、プライベートと仕事の区別を付けずに、宿泊部屋で打ち合わせを行い、
さらに、それを理由に宿泊費用全額を経費に計上した。
明らかな「ズル」でしょ。
悪ですよ、悪!
本来なら、家族旅行の宿泊部屋で打ち合わせをせず、ホテル内の空いている会議室で打ち合わせを行い、その会議室の使用料のみを経費として計上すべきだ。
それが正解でしょ。
ホテル側の話では1月2日に会議などする人はいないと言っているのだから、会議室を急きょ借りることは可能だったはずだ。
まったく理解できない金銭感覚だ。
これに関しては訂正削除するなどと言っているが、そういうことで完了できる問題ではない。
そうしてしまう考え方自体に問題があるのだから、都知事としての資質の問題になる。
なんでもかんでも理由を付けて経費に計上してしまおうとする考え方を持っている人間が都知事で問題ありませんか?
都民はそれでOKですか?
海外視察するにしても、何事に対しても限度額まで使おうとする人間と、出来る限り節約しようとする人間、どちらが人の上に立つ者として相応しいと感じますか?
そういう問題でしょ。
訂正すればよしという問題ではない。
家族旅行の旅行先で露天風呂に入りながら仕事のことを少し考えたので家族旅行の費用を経費にしよう。
しっかりと確定申告している市民なら、そんなことできませんよね。
説明も証明もできない。
でも、政治資金なら許される?
そんなことあっていいわけがない。
筋が通らんでしょ、筋が。
ちなみに、不祥事により任期満了前に辞任して、都知事選挙が必要となった場合は、その都知事選挙費用は不祥事を起こした人に支払ってもらうってのはどうでしょ?
まぁ、払えないでしょうがね。