なんだか、日産自動車が被害者のような状態のまま、三菱自動車を傘下におさめ、日産自動車がお得な状態で解決に・・・。
という感じになっていますが、
日産自動車の軽自動車を購入した消費者からすれば、日産自動車にも責任があると考えていることでしょう。
物は三菱自動車製だとしても、その物に日産自動車のエンブレムを付けて日産自動車が販売するということは、
日産自動車として、三菱自動車製軽自動車の品質を確認、保証したからこそ、日産自動車のエンブレムを付けることができるわけでしょ?
それとも、どんなもんか知らんけど、日産のエンブレム付けて売ってしまえということで売り出した軽自動車だったの??
まるで被害者かのように振る舞う日産自動車ですが、日産ブランド製品として消費者に製品を提供するための精神に疑問を感じます。
日産自動車のエンブレムを付けるということは、日産自動車の製品として認めたということ。
偽装して本来の性能ではない製品を日産自動車は日産自動車製品として認めたわけだ。
日産自動車のエンブレムってその程度のもの?
その程度の心意気で自動車を製造しているの?
ということは、日産自動車が製造した自動車だって、その程度の心意気で作っているのでは??
と思ってしまう。
日産自動車のエンブレムを付けて売り出す前に、この三菱自動車製軽自動車が日産ブランドに相応しい自動車なのか、
徹底的に調べ、納得したうえで日産エンブレムを付けるべきではなかったのか。
そう考えると、日産自動車は被害者ではなく、職務怠慢をした加害者であると言える。
この一件、
三菱自動車は製造メーカーとしての筋を通さなかった。
日産自動車は製造メーカーであるにもかかわらず、その製品の信頼性をしっかりと調査せずに販売したということで、同じく、製造メーカーとしての筋を通さなかった。
どちらも本質を忘れ、筋を通していなかった一件と言える。
当然、物事は良い方向へは進まない。
三菱自動車は既に悪い状態になっているが、今後、日産自動車も順風満帆とはいかないだろう。
筋を通していないということは、そういう結果になる。
必然です。