消費税増税、それに伴う軽減税率導入。
今の時代に合わないでしょ!
世界各国、そして日本でも格差拡大が目立つようになってきた今、誰彼構わず税金を納めさせる消費税は時代に合わず、時代遅れの税制だ。
ましてや、消費税増税に伴い軽減税率を導入するなど、増税の意味が無いに等しい。
軽減税率というわかりにくく、手続きのやっかいなものが導入されれば、個人商店の仕事が増えることとなる。
仕事が増えて収入も増えるなら良いが、軽減税率導入に伴って増えた事務処理をしたところで、国から給料がもらえるわけではない。
つまり、増えた事務処理分の仕事はただ働きとなる。
増税のうえにただ働きだ。
こんな酷い税制はないだろう。
格差が拡大している今、消費増税ではなく、所得税に手を入れるべきだ。
社会から集めたお金で儲かったのだから、その社会が困窮している今、恩返しをすべきだろう。
自分の能力で儲けたのだから、自分だけのものだ、と考えているとしたら、
無人島で自分の能力だけで稼いでみろ!
どれだけ能力があろうが、所詮、多くの人の存在がなければ金儲けはできない。
多くの人の存在によって金儲けできたのだから、多くの人に御礼するのが筋ということだ。
しかし、金儲けした人すべてがそのような筋を通す人とは限らない。
だからこそ、政府が筋を通させるべく、税金として納めさせ、再分配するわけだ。
しかし、今の政府はそれをしない。
消費税のことしか頭にない。
こんな筋の通らぬことをしているから、世の中が良い方向へと進まないのだと思う。
再分配せずに、一部の人たちのところに金が集まれば集まるほど、世の中は不景気なる。
こんなことは当然のことだ。
経済の基本だ。
景気を良くしたいのなら、集まっている金を再分配するのが一番効果的だ。
3本の矢など必要ない。
たった1本の矢だけで事が済む。
儲けた金の大部分を自分のためだけに使いたいというやつには商売をさせなければよい。
日本で商売し、日本で儲けたいのなら、日本にショバ代を払え!ということだ。
これを政府がしっかりとやらないから、いつまでたっても中途半端な景気でしかないのだ。
日本のインフラを使い、日本の土地で商売し、日本国民から金をもらって儲けているのだから、日本にショバ代払うのが筋だろう。
それが嫌な企業には出て行ってもらってもよいだろう。
そんな心無い企業が長生きできるとは思えない。
日本において、消費税は最大10%まで!それ以上は上げないと宣言すべき!
その方がものの値段がわかりやすいし、精神的に割り切りやすく、宣言することで先が見えやすくなる。
そして、軽減税率は導入しない!
軽減税率導入に伴う仕事量増によって残業代がもらえるのは公務員だけ、一般市民は面倒な仕事が増えてもただ働きになる。
そのかわり、所得税に手を入れる!
そうすれば、所得の少ない人の負担をピンポイントで軽減できる。
金持ちにまで軽減税率の恩恵を受けさせるなんてバカなことをしなくてすむ。