東日本大震災、福島第一原子力発電所事故から5年。


2011年3月11日金曜日と同じ金曜日に3月11日となる。


地震の被害を受けたわけでも、津波の被害を受けたわけでもなく、原発事故の被害を受けたわけでもないが、あの日のことははっきりと覚えている。


異様なほどの長い地震の揺れ、関東の内陸に住んでいる私でも、ただ事ではないと思った。


テレビでは津波警報、注意報が報じられ、当初、1m、3m、5mという程度の津波予想だったが、なぜか、そんな程度ではすまないと自身では思っていて、心の中でとにかく避難してくれ、避難してくれと叫んでいた。


それくらいの異様さを感じたのだろう。


結局、時間が経つにつれ、津波予想が10m以上になってしまった。


津波に流される街を見て、悔しくてたまらなかった。




未だに避難生活をしている人たちが多くいる。


当然のことと思うが、政府は、避難生活をしている人がいる状態で、東京オリンピック開催なんて考えてはいないだろう。


東京オリンピックを開催するならば、それ以前に、復興を完了させ、避難生活している人がゼロになるようにしなければならない。


当然、政府は心得ていることでしょう。


お葬式と結婚式を同じ場所、同じ時間に行わないのと同じように、復興が終わらぬままオリンピック開催は許されないことだ。


それくらいの認識と覚悟はあるでしょうね。


優秀な方々がいらっしゃるのですから~


まぁ、最近、頭の回転より、口の回転ばかりが上回っている人も多いですがね。