ユネスコの記憶遺産。
どうやら資料の正確性、真偽、捏造など細かいことは気にせず登録してくれるものらしいですな。
そんなものにどれほどの価値があるのか。
まぁ、所詮、第二次世界大戦の戦勝国中心の国連のもとの専門機関ですので、未だに戦勝国優遇があっても不思議ではない。
が、中国共産党が建国した今の中国を戦勝国と判断するのは疑問だ。
国連の常任理事国の入れ替えをはじめとする国連改革を実行しなければ、国連の本質をさらに見失うこととなり、世界は今以上に混乱することでしょう。
そもそも、どれだけ歴史的価値があり、重要なものであっても、それを維持管理できる国力が無ければ、登録申請すらできないわけで、
この段階で世界遺産や記憶遺産の意味が損なわれているように思う。
現に、イスラム国を名乗る連中によって歴史的価値のある遺跡が破壊されまくっており、ユネスコも国連もそれを止めることができていない事実がある。
登録することにどれだけの意味があるのか、現実はどうなっているのかなど、もう一度考え直すべきものだと思う。
捏造資料でさえも真偽を検証せずに登録してしまうのであれば、まったく無意味なものと言える。
そんな無意味なことを平気で行っている機関であるのなら、その機関もまた無意味な機関と言える。
本当に世界のためになっているのかを考えるべき時だろう。
富士山も登録されたがために、ちょっと見てくるかという感じで登山する人が増えている。
そのために環境が破壊されたり、無理な登山で迷惑をかける人が増えたりと、良くない事ばかりが増えている。
良いことと言えば、経済効果くらい?
結局カネかよ!というレベル。
本当に世界遺産や記憶遺産に価値があるのか?
広島、長崎の原爆投下や東京大空襲のような民間人を狙った空襲については記憶に残さなくてよいのですかねぇ。
ありとあらゆるものに登録すべきことだと思いますが。
まぁ、意味の無い機関に登録してもらっても意味がないか。