また今年も新たな被災地が増えてしまった。


東日本大震災の復興が終わらぬうちに、被災地がさらに増えてしまった。


栃木、茨城、宮城などで多くの人々の日常、財産、命が奪われたことに、悔し涙を流しながら悔しむほどの人物に国会議員、政治家、公務員になってもらいたい。




私自身、20年ほど前から「これからの時代は何事においても今まで通りにはいかない。」と言ってきた。


政治、経済、社会、地球環境などなど、何事においても。


今まではどんなに雨が降っても大丈夫だった川でも、今まで通りにはいかなくなっているという現実にどれだけ政治、行政が対応できるかが課題だ。


これまでは土砂災害などなかった地域でも土砂災害が発生し、想定していた人生設計が大きく狂うといったことがあちこちで発生するだろう。


当然、土砂災害だけではない。


ありとあらゆる事柄において、これまでの経験、それに基づく想定の及ばない事態が多発する。


これまでの経験が役に立たないということは、その時、その場において如何に的確に判断できるかが重要になる。


何となく、多くの人達と同じように生きていればいいやという考えで生きてきた人にとっては、生きるか死ぬかの問題になってくるのだろう。


真の意味での生きる力が必要となる。




紅葉の綺麗な季節に登山したら突然噴火。


何十年も洪水被害のない地域で暮らしていたら家が流された。


退職金が出ると思っていたら出なかった。


絶対潰れないと思っていた会社が潰れた。


この程度では済まない、考えても考えても想定しえないようなことが次から次へと発生する。


そんな時代になっているのだと思う。




そんな時代に今の政治家、行政は対応できる


わけないな。