比較的治安の良いチュニジアでテロと聞くと驚くかもしれないが、


チュニジアの隣はリビアだ。


リビアにはイスラム国に忠誠を誓うような武装集団も暗躍しており、最近でも数々のテロ行為を行っている。


そういった連中が外国人観光客が集まる隣国の観光地を標的にしないわけがない。


「チュニジアは周辺諸国と比べても比較的治安が良いという認識だ」などというのは、これまでのことであって、これからもというわけではない。


昨日はそうだったからといって、今日もそうとは限らない。


特に、現在の中東、北アフリカ地域は不安定であり、不安定であるからこそ、日々状況が変化する。


日々状況が変化するということは、昨日と今日が異なることもあり得るということだ。


テロ行為を行いたい連中にとっては、外国人観光客が集まる場所でやりたくて仕方がないのだろう。


そう考えると、今回のチュニジアのチュニスは以前から標的になっていたかもしれないし、今後、モロッコのリゾート地などもできるならやりたいと考えているかもしれない。