衆議院解散、総選挙となり、野党がアベノミクスの失敗だと声高に言い始めたが、
アベノミクスが失敗だとしたら、野党なら今後どうするの?
それを国民にわかりやすく具体的に主張しないことには、票は集まらないだろう。
今の状態では、「アベノミクスは失敗だ」とだけ主張されたところで、
「はぁ、それで?」としか国民は答えようがない。
アベノミクスの失敗を主張している野党はそれに代わる失敗しない政策案を持っているのだろうか?
あるなら、「私失敗しないので」と付け加えて説明してもらいたいものだ。
まさか何もしないとか?
確かに、何もしなければ失敗することもない。
まさか、まさか、「失敗しない政策=何もしないこと」ではあるまいな?
私が数年前から言っていることだが、
今の日本に必要なのは、「成功しようが、失敗しようが、何かをして結果を出すことだ。」
これまでの日本はすべてが中途半端で、やりかけのままうやむやになるだけで、何も残らないことばかりだった。
何も残らないということは、土台も基準も指標すらも残らないということ。
次に新たなことをするのに、まったくのゼロから再び始めなければならず、一向に前に進まない。
失敗という結果だとしても、その失敗を土台、基準、指標にして次の新たなことを行えば、少なくとも、その失敗より悪い結果にはならない。
つまり、少しは前に進むことができるということ。
アベノミクスが失敗なら失敗として、ボロボロになった結果をしっかりと残すべきだ。
今の状態では中途半端。
次なる政策の土台、基準、指標になるくらい、しっかりと結果を出させる必要がある。
そもそも、野党にアベノミクス以上と言える政策案があるの?
あるなら国民に聞かせてほしい。
その政策案を聞いて、多くの国民が「おお!、アベノミクスより良さそうだ!!」と思えば、選挙で票を獲得できることでしょう。
敵の批判しかしていない現状において、野党を選択する理由は気分転換以外に無い。