ウクライナ東部の親ロシア派が掌握する地域に散乱しているマレーシア航空機残骸や乗客乗員の遺体は荒れ地に放置されたままとのこと。


調査団が現地に到着はしているが、親ロシア派武将集団によって制限や妨害されているため、調査は進んでおらず、遺体の収容先も決まっていない状況。


親ロシア派武装集団が調査を妨害する時点で、親ロシア派武装集団による撃墜であると言っているようなものだが、


親ロシア派は遺体の収容や調査よりも、地対空ミサイルをロシアに移送するなどの証拠隠匿に一生懸命のようだ。




親ロシア派はウクライナ政府軍による撃墜だと主張しているにもかかわらず、現地調査を妨害。


ウクライナ政府軍による撃墜ならば、現地調査をさせて、そのことを証明させればよかろう。


なぜ妨害する必要があるのか?


主張していることとやっていることが異なり、筋の通っていない状況だ。




世界の多くの人々は悩むことなくその答えを導き出していることだろう。


現地調査は親ロシア派武装集団にとって都合が悪いということ。


つまり、親ロシア派武装集団がマレーシア航空機を撃墜したということだ。


親ロシア派武装集団は自らの行いを自らで証明していることになる。




本質を見失い、筋の通らない行いをすれば、必ず物事は悪い方向へと進む。


このようなことを続けていれば、親ロシア派にとって悪い結果となることは間違いない。


自らの非を認め、責任をとることで物事の筋を通し、これ以上、物事が悪い方向へと進まぬようにすることが、最終的には親ロシア派にとっても最善のこととなるだろう。




このままでは亡くなった人たちは浮かばれない。


遺体の収容や遺品の回収、現地の調査よりも、せっせと証拠隠匿を優先しているようでは死者への冒涜だ。


犯人が自らの非を認めず、筋の通らない行いを続ければ、亡くなった人たちとその家族の強い思いに悩まされる時が必ずくることだろう。


亡くなった人たちとその家族のことを最優先に考え対処しなければ、親ロシア派はもちろん、ひいてはロシアに対しても世界の多くの人々が怒りを募らせることとなるだろう。




何度も言うが、


ウクライナ政府と敵対している親ロシア派はウクライナの東側に存在している。


にもかかわらず、ウクライナの西側から飛来してきた航空機をウクライナ政府軍が敵機とみなすことなどあり得ない。


敵は東にいるのに、西から飛んできた飛行機を敵機だと考えることに無理がある。


ウクライナ政府軍による撃墜だと主張し続ける親ロシア派を世界の多くの人々は悪と見なすだろう。