日本対コートジボワール戦。


なるべくしてなった結果。



この試合を簡単に言うと、


前半は、何もしない、何をしようとしているのかわからない内容。


後半は、何もしないどころか、ずるずる下がるだけで相手にチャンスを与え続ける内容。


結局、日本代表は何をしていたのか?というものでした。




もっと試合全体を合理的に考え、攻撃的守備でリズムを作り出す試合をしなければ勝てない。




ボールを奪わないことには、ボールを敵のゴールに入れることができない。


にもかかわらず、ボールを積極的に奪う攻撃的守備を行わずに、ずるずると後ろに下がり続け、ゴール前で慌てるという。


よくわからないことをしていた試合だった。


合理的に考えると、


前線でしっかりと敵にプレッシャーを与えれば、敵のパスは乱れ、中盤でボールを奪いやすくなる。


もしくは、前線でボールを奪えることもあったりする。


前線の敵ゴールに近い位置でボールを奪えれば、そこまでボールを運ぶ必要がなく、あとはシュートを蹴るだけになる。


この方が、合理的だ。


ところが、今回の試合では、


前線でのプレッシャーも中途半端。


なので、しっかりと中盤や前線にパスが通ってしまう。


さらに中盤でもボールを奪おうとせず、皆がそろってずるずると下がるだけ。


なので、敵はどんどんゴールに近付き、シュート決定率を高めてしまう。


そして2失点。


自分たちのためのサッカーではなく、コートジボワールのためのサッカーをしていた試合でした。




自分たちのサッカーをするためには、まず、ボールを奪わなければならない。


ボールを奪うためには、体をぶつけなければならない。


3m離れた所で寄り添っているだけではボールは奪えない。


それとも、日本は相手がミスをしてボールを手放すのを待っていたのだろうか?


なんて消極的で相手任せなサッカーなのだろう。


その点をどうにかしなければ、日本にとってのワールドカップは既に終了と言っていいだろう。




ただひとつ、両腕を使って敵選手の動きを制約するような守備をしていなかったことは評価できるだろう。