自衛隊機に対し異常な接近をしてきた中国軍機。
そのことが日本側から報じられると、中国軍機に自衛隊機が異常接近してきたと中国側が発表。
ご丁寧に写真や映像までも公開してはいるが、
なにせ空でのこと。
どちらがどのように接近しているのか判別ができない。
さらに、その写真や映像は日本が報じた件とは別件のもの。
判別しにくい映像を持ちだして反論していることから、中国の主張には信頼性が無いと判断できる。
とりあえず映像を持ちだせば有利になれるだろうという浅はかな考えが見えてしまっている。
※実際に中国国防部のサイトで映像を確認したが、自衛隊機が30mという近さで飛行しているようには見えない。全幅13m程のF15が間に2機しか入らないような距離ではない。望遠で撮影しているからF15が大きく見え、近く感じる部分があるだけで、望遠ではなく中国軍機の主翼を含めて撮影している状態では、明らかに100m以上離れて飛行している。
そもそも、30mといったら、F15の全長19.4mに10m足した距離だ。映像に映っている自衛隊機にその全長の半分を足して想像するだけで、30mは嘘だとわかる。
そもそも、今さら中国の主張を100%正しいと考える国は世界に無いだろう。
ロシアでさえ中国を信頼してはいない。
アメリカ軍レベルであれば、両国の機体がどのように飛行し、どのように接近したのか把握しているのではと思うが、
アメリカも面倒なことには巻き込まれたくないので決定的なことは言わないだろう。
まぁ、中国の行いは既に世界が知っている。
周辺諸国や国際法をも無視した領有権の主張と、武力を使った占拠、海底資源採掘、
このことは誰かが工作したわけでもない、明らかな中国の行為であり、事実の出来事。
このような事実がありながら、中国の嘘の主張に騙される国はもはやないだろう。
筋の通らない主張をすればするほど、自分で自分の首を絞めているも同然。
最終的には自国に不利益となるだろう。
国民に対する面子など捨て、周辺諸国と共に成長を目指すことが、
中国にとって利益となるはずだ。