歩きスマホどころか、自転車走行スマホまで存在する世の中。



先日、自動車で走行中、歩道を歩く高校生3人組が見えた。


3人とも首を下に向け、スマートフォンを操作しながら、足が動いているといった感じ。


その先には道路を横断するための信号があり、駅まで歩く高校生ならその信号を横断するだろうと容易に予測できた。


さらに、この様子だと、信号が赤であってもただ動いているだけの足によって横断しかねないと予測。


ブレーキに足をかけ、減速しつつ運転していると、


案の定、3人とも赤信号にもかかわらず車道側に足を一歩踏み出してきた。


と、次の瞬間、そのうちの1人が気付いたらしく、他2人を止め、事故などの問題は未然にさけられた。




これからは、信号がどうであろうと、スマートフォンに夢中の人が車道に出てくると予想しながら運転しなければならない。




しかし、人間ってたいしたことない生き物だなと思った。


頭がスマートフォンに夢中だと、本当に足はただ動いているだけになるんだなと。


歩くときには歩くことに集中しなければ、赤信号に止まることもできず、命を守ることができない。



自動車を運転中に携帯電話というのも、それと同様。


自動車を運転中にタバコとか、酷い奴は運転しながら雑誌を読んでいたりもするが、それらも同様。


人間の頭なんぞ、同時にいくつもの作業をこなせるものではないのだ。



そもそも、自分や人様の命と引き換えにしてまで必要な作業なの?


優先順位をしっかりと判断して、脳の使い方を配分しなければ、後悔すらできなくなるかもしれない。