情報を扱うプロでなければならないGoogleが情報の扱い方を誤るという事態。
そもそも、Googleごときにやすやすと主要施設の平面図を渡すこと自体理解できない。
どの程度の平面図かはわからないが、
もし、配線、配管、電源、セキュリティ関係の情報まで掲載している平面図だとしたら大馬鹿だろう。
そうでなくても、一般人が立ち入ってはならないエリアの内部までわかるようになっている図面ならばダメだ。
日本企業の危機意識の低さには毎度驚かされる。
Googleに何者かが不正にアクセスできたとしたら、日本国内の主要施設の図面がまとめて入手できてしまうことになる。
Googleをそれほど信頼してよいのだろうか?
まぁ、Googleに提出する用に制作した簡易的な図面であったと思いたいものだ。
が、新聞記事を読み進めると
平面図には空港会社の職員通路のほか、搭乗口近くの保安区域に通じるドアの位置など、通常の利用客では分からない内容も含まれていた。10日夕から一般には閲覧できない設定に修正した。国交省は「保安区域に入るドアは厳重に管理されており、問題は確認されていない」としている。
とある。
「ドアは厳重に管理されており、問題は確認されていない」から良いという問題ではない!
そういった情報が記載されている図面を外部に提供すること自体に問題があるのだ!
日本人の危機意識の薄さにはイライラする。
日本国内の主要施設を占拠するならGoogleに不正アクセスして各施設の図面を手に入れれば簡単だ。
Googleが情報漏えいしたら・・・とか
Googleが情報を第三者に提供したら・・・とか
Googleが重要な情報を集めるための組織だったら・・・とか
なぜ考えないのだろう?
現に情報漏えいしてしまったわけだし。
日本人の平和ボケ どうにかならないものか・・・