日本叩きに夢中になっていると国内が大変なことになるぞ。


と中国、韓国には教えてあげたい。


そもそも、日本叩きによってどれほどの利益がもたらされたというのだろう?


国内の様々な問題によってたまりにたまった国民のストレスを日本叩きで発散させたとして、国内問題は解決したわけではない。


日本叩きをしても、その間に国内問題は確実に悪化している。


日本叩きそっちのけで国内問題に取り組まねば、いつしか取り返しのつかないことになるのは中国、韓国も何となくわかっているはずだ。




人間はバカな生き物なので、とにかく楽をしようとする。


ともすれば、快楽を追求しようとする。


国内問題に正面から取り組むより、日本叩きで国内問題による痛みを麻痺させる方が楽なのだろう。


しかし、痛みを麻痺させる薬は永遠に使えるものではない。


いずれ薬の効きが悪くなり、痛みによって暴れ出すことだろう。


その時、どうやって暴れる患者を抑えつけるのか。


通常なら、痛みのもととなっている原因を取り除くわけだが、それを長いこと怠ってきたわけだ。


となると、縛り付ける?監禁する?殺してしまう?しかないかもしれない。


麻痺によって痛みを感じにくくする日本叩きという薬はそろそろ効かなくなってくるのでは?


痛みで暴れる患者をどのように扱うのか、今後の中国、韓国の国内問題への取り組みに注目しておこう。




過去にも日本叩きを行った例がある。


アメリカの自動車業界だ。


日本車を叩き壊して叫んでいた時代があった。


日本車を叩き壊し日本叩きをしている間にアメリカの自動車業界は見事に復活!なんてことはない。


当然だ。


日本を叩いたところでアメリカ車が売れるわけがない。


アメリカ車が売れない原因は日本を叩いたところで消えやしない。


その後、アメリカの自動車メーカーが本格的に原因究明や対策に取り組んだことによって、徐々に現状にまで回復してきた。


まぁ、今でも日本の自動車政策や軽自動車を叩いてはいるが、そんな筋の通らない主張はいつまでも通用しない。


アメリカ自動車メーカーがいつまでもいつまで日本車を叩き壊し叫んでいたら、今の回復はなかっただろう。


叩き壊し叫んでいるだけでは自らの成長はあり得ないからだ。


中国と韓国がいつそのことに気付くのか。


はたまた、本当に日本を叩き潰してしまうのか。


尖閣諸島を占拠し、沖縄を占領し、なんてことをしても、一時的に国民のストレスは発散されても国内問題は解決しないだろう。


中国においては、軍事力増強に金を使うのではなく、環境保護、公害問題に金を使った方が国民のためにも国家のためにも一番効果的だと思う。


中国が軍事力を増強すればするほど、周辺諸国は中国に反発し敵視する。


そうなれば、周辺諸国との経済活動も停滞し、中国国民にも影響が出てくるだろう。


それでいて国内の諸問題は解決されず。


と、良いことは何もない。



そういえば、中国が日本に意地悪をして売る量を減らしたレアアースはどうなったのだろう?


中国が多くのシェアを占めているレアアース。


売る量を減らせば価格は高騰しさぞかし儲かっていることだろう。


そして、日本はレアアースが不足し大変な苦境に立たされていることだろう。


ということを想定していたのでしょう中国は。


日本へのレアアースを制限することで日本叩きを行った中国ですが、叩かれた日本は潰れたままではありませんでした。


レアアースに変わる素材を開発するなどして、より強い体質へと変化していたのです。


叩かれて強くなる!叩いた方は相変わらず。


これは自然の摂理とも言えましょう。



これと似たようなことは他にもあります。


サッカー日本代表が中国や韓国と対戦すると、敵地ならばものすごいブーイングを受け、ラフプレーも受ける。場合によっては審判も敵寄り?なんてことも。


こうやって叩かれてきた日本は着実に強くなってきました。


叩いていた方は?


20年ほど前の日韓戦と言えば、「日本が韓国に挑む」といった状況で、勝てたらいいなといった感じでしたが、今を見れば理解できるでしょう。


敵地のものすごいブーイング、国歌斉唱でさえ邪魔されるという悪環境の中、ラフプレーを受けつつも勝てるまでになっています。


叩かれて強くなる!叩いた方は相変わらず。



これは国家間においても同様なのだと思います。